2019年春に向けて各メーカーから新しいラケットの情報が解禁されてきています。
先日ご紹介した、WILSON 「CLASH」シリーズもその1つです。
そして、BABOLATからも新シリーズの情報が公開されました!
トッププロを始め、私たちアマチュアプレーヤー界でも使用率が非常に高い大人気ラケット「ピュアドライブ」に新スペックが加わります。
🆕メガヒットモデル、バボラ・ピュアドライブに「VS」誕生!
ピュアドライブのパワーに、“コントロール”を求めるシリアスプレーヤーのための1本です✨https://t.co/HriHQNATzG#バボラ #ピュアドライブVS #テニス #テニス365 pic.twitter.com/V8CwexQj1J— tennis365.net テニス365 (@tennis365) 2019年1月31日
新シリーズはどのようなコンセプトで作られ、どんなスペックなのか情報をまとめてみたいと思います。
コンセプト
もともとピュアドライブは元祖黄金スペックラケットで、
- 重量:300g
- バランス:320mm
- 中厚のフレーム(23-26-23mm)
というバランスが万人に扱いやすいということで人気が爆発しました。
ピュアドライブの爆発的な人気を追うように各テニスメーカーがこのスペックのラインナップを作ってきたという歴史があります。
そんな人気機種に新たなスペックを投入の要因と思われるのが、
- ピュアドラ飛びすぎ問題
まあこう言うと「腕が悪いからだ」と指摘されそうですが、腕が悪いのでラケットには自分の想い通りの仕事をして欲しいわけで・・
私も2012年モデルを3年程使用して、飛びに助けられたこともありましたが、強く打つ際にはちょっとオーバーパワーだと感じていました。
もう1つが、
- ピュアドラ選択肢が少ない問題
ピュアドライブって100平方インチより小さい面のラケットがありませんでした。
競合他社は、100を基準に98とか97といった「振り抜き」と「コントロール性」の良い競技者モデルがあり、しっかり振れるようになるとそっちへ流れてしまう傾向があったようです。
私の周りにも何人か「振り抜き」と「コントロール」を求めて別メーカーの98(97)平方インチへ替えています。
これらの問題をクリアする為Newピュアドライブ、「ピュアドライブVS」が誕生しました。
スペック
スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 98平方inc | 27inc | 21-23-21mm | 16×19 | 320mm |
重量とバランスを変えずに、フェイス面積とフレーム厚だけ変更になります。
一般的にフェイス面積を小型化するとラケット重量を増やし、バランスを手元寄りに寄せて操作性とパワーを両立させるので、このスペックは新しいと思います。
フェイス面積が小さくなっていますから振り抜きは向上しているはずなので、
振り抜きが向上した少し飛ばないピュアドライブ
になっていることが予想できます。
現行ピュアドラのインプレとインタビュー
まとめ
新素材や新技術は搭載されていない模様ですが、全く新しい金型で作られる新型ピュアドライブ。
- 飛びすぎる
- 振り抜きがイマイチ
と現行ピュアドライブにネガティブだった人も気に入りそうなスペックになっています。
私も是非打ってみたい1本です。
発売予定は3月下旬。
ただ発売本数が多くないみたいなので、興味がある方はお早めに。
実際に打つことができました。
使用感はこちらの記事にまとめています。
インプレをご覧になりたい方は、記事末尾にリンクを貼っていますので、そちらからどうぞ!