2019年8月に 「 #BLADERの覚醒 」をキャッチフレーズに登場した、ブレードV7。
7代目となる歴史あるラケットに新スペック「100平方inc」が新たにラインナップされ、注目を集めました。
このモデルは285gの軽量モデルで、ブレード98とのスペック差が結構大きくなっていました。
デビューから半年近く経過し、その溝を埋めるべく新たなスペック「BLADE100」が登場。
メーカー企画のモニターキャンペーンに運良く当選し、
届いてました。
BLADE100です。
打つのが楽しみ〜 pic.twitter.com/CCT6O3o9ct
— ryomei (@MtRyomei) February 7, 2020
実際に打つことができたので、詳細な感想をまとめていきたいと思います。
ブレードV7の特徴
最大の特徴は、「バーティカルスイング」、すなわち下から上への縦振りをした時にもラケットのしなりが感じられるようなカーボンの編み方をしているところ。
#BLADERの覚醒 が凄い理由の一つがこれなんです!
全ては8月1日にお伝えします! pic.twitter.com/0jBfxIom9J— W’s-EYE (@weye1) July 25, 2019
他の特徴についてはこちらの記事でご確認下さい。
ブレード100スペック
BLADE100スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 22mm均一 | 16×19 | 320mm |
薄ラケの黄金スペック。
今までありそうでなかったスペックです。
ファーストインプレッション
最初手に取った時に、ブレードらしいズッシリ感を感じました。
中厚系黄金スペックとはちょっと違います。
ショートラリー、ボレーボレーでは、
- 98とあまり変わらない・・?
- 少し引っかかりが良いかなぁ・・??
くらいの微々たるものしか正直感じられませんでした。
ストローク
距離を伸ばすと徐々に違いが感じられてきて、
- 98よりもアシスト強め
- 98より気持ち弾道上がる
- 98の方が振り抜きが良さげ
ということを感じながら打っていました。
じゃあ、スピンに特化した「98S」とどう違う?
と問われると、
ボールに強く噛む感覚があって強烈な回転がかかるのは「98S」で、98の打球感を維持しつつ若干アシストが加わったのが「100」
と回答します。
ボールのコントロール性については、スイートスポットが広いというか、少し芯を外しても面が暴れずにちゃんとコントロールできて評価高めでした。
フラットドライブ系のボールで、ラケットのパワーを借りながらプレースメントで展開する方に向いているんじゃないかと思います。
ボレー
ストロークでも挙げた、
「芯を外してもちゃんとコントロールできる」
という点がボレーでも活躍してくれます。
大きく外すとダメです!ちょっとなら助けてくれます。
弾きは強くないラケットなのですが、パンチを出したい時なんかは厚く強めのインパクトをとることでイメージ通りの球を打つことができました。
しなりがウリのラケットですが、「過剰なしなり」ではないところが良いですね。
サービス
サービスに関しては、
- デュースサイドからのワイド
- アドサイドからのボディー
の精度が高かった印象でした。
ラケット重量を活かした、結構スピードのあるサービスが打てました。
強い回転で変化は私のフィジカルではちょっと難易度高め・・
「コントロール」と「スピードの変化」で組み立てるプレーで活躍してくれそうな予感です。
BLADEシリーズ ラケットフィーリングインタビュー
BLADEシリーズを打ったテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
ラケット評価チャート
まとめ
今回のキャッチフレーズ「 #だれもがBLADERの覚醒 」の通り、豊富なラインナップで様々なプレーヤーのニーズに応えてくれるシリーズとなっています。
BLADE100は、「98の打球感を維持したまま少しアシストが増したラケット」で、しっかり選手層向けのラケットという感想でした。
「中厚黄金スペックが飛びすぎちゃう・・」
と感じている方なんかには是非挑戦してみてもらいたい1本です。