土居美咲選手使用ラケットとして有名なSRIXON REVO CX2.0 2017年モデルを試打してみました。
ちょっと前までREVO V3.0を使用していてSRIXONラケットの最大の特徴(ではないか・・・)と私個人的に感じる『柔らかさ』については体感しています。
2.0は3.0と比べボックスフレームで重さもあり面も98incと少し小さめ。
少し難しそうですが、柔らかさとパワーを出すために改良を加えられた新フレームでどのような感触なのかワクワクしながら打ってきました!
デザイン
イメージカラー?の赤は踏襲されていて、トップ部分はブラック、シャフト部分はグラデーションがかかっていたりと凝ったデザインです。
今回のフルモデルチェンジでフレームの形状を以下のように変え、弾道の最高点をより相手側にさせる(エッグボールのイメージ)ことをコンセプトにしているようです。
フレームの形状が変わるところでデザインが異なっているのですね。
こちらの図はSRIXONのサイトから拝借しました。
スペック
スペック | |||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス |
305g | 98平方inc | 27inc | 21-21-20mm | 16×19 | 315mm |
若干フレーム厚が異なる部分がありますが、ほぼBOX形状です。
前作と比べるとバランスが少しトップに寄っています。パワーを出すか、操作性を追求するか微妙な調整が入っているように思えます。
ファーストインプレッション
3.0に比べて若干ズッシリ感を感じます。
重さにすると5gしか変わりませんが、手にするとそれ以上に違いを感じます。
素振りでの振り抜きはその重さも手伝ってか非常に良い感じ。
しっかり振れれば良いボールがぶっ飛びそうな予感です。
ストローク
- 柔らかい!
- 振動が少ない!!
- 思ったより飛ぶ!!!
真っ先に感じたことは↑の通り。
V3.0で感じたマイルド感はCX2.0でも健在でした。
打球感としてはV3.0の方が弾きが強く、CX2.0は一度くわえてから飛ばしているようで差がありました。
他メーカーのBOXフレームラケットを試打した時に、黄金スペックのピュアドラ系ラケットと比較するとボールの弾道が低くなるという感想を持ったのですが、CX2.0は打ち上がりが高くイメージに近い弾道で打つことができました。
ここが思ったより飛ぶぞと感じた要因かもしれません。
ボレー
ラケットの操作性は非常に良く、高い打点でもスッとラケットを上げることが可能でした。
柔らかい打球感でタッチ系ショットも打ちやすい!
しかしラケットアシストは強い方ではないので、スイートスポットを外してしまうと残念な結果になってしまいます。
しっかり当てられれば、感触良くどこにでもコントロールできそうな気分になれます。
サービス
ラケットの重量とバランスが良いのか、自然とラケットが回りスムーズ(簡単)に打てる印象でした。
最初持った時に感じた重量感が活かせています。
打球音も綺麗にスパンと鳴り、気持ち良く打つことができました。
V3.0と比較するとやはり飛びが抑えられていて、コースをしっかり狙えるように作られているように感じます。
フレーム形状が縦長なこともあり、擦りまくるサーブを打つ人には向かないと思います。
試打動画
SRIXON契約プロによる試打評価
おなじみラフィノさんの試打動画
ボレー・サービス編
REVO CX2.0 ラケットフィーリングインタビュー
REVO CX2.0を使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
まとめ
CX2.0シリーズは今回初めて打ちました。
ツアー系BOXフレームラケットとしてはとっつきやすいハードルの高くないラケットであると思います。
ボールは自分のパワーでコントロールしたいけど、ソフトな打球感が好みという層にぴったりマッチしてくるでしょう。
興味がある方は是非試してみて下さい。