〜DUNLOP POWERED BY SRIXONラケットの発表〜
2009年に登場したスリクソンラケットは、来年度からダンロップと1つになり、#WEAREONE の精神で 新たな展開を開始し、その第1号モデルとなるダンロップ「CX」シリーズを12月に新発売します。‼️#journeyforperfection #dunlop pic.twitter.com/Sgp0hQHtfz— Dunlop Tennis Japan (@dunloptennisjp) 2018年9月27日
少し前から噂になっていた、「DUNLOP」ラケットの復活。
昔「300G」を使っていた時期があって、今回の復活を非常に楽しみにしていました。
CX200の発売は12月と聞いていて、もうちょいしないと打てないと思っていたのですが、練習用のボールを買いにショップへ行ったら試打ラケットがあるとのことだったので、お借りしてガッツリ打って参りました。
では早速感想をまとめていきます。
主な特徴
- NEWソニックコアテクノロジー
これまでのSRIXONラケットに使用されていた、ソニックコア(SONIC CORE)。
今回はドイツのBASF社製のウレタン「Infinergy(インフィナジー)」を配合し、反発性の強化とクリアな打球感を実現しているのだとか。
このソニックコアテクノロジーの継承が「Powered by SRIXON」の由縁なのかな・・
- POWERGRID STRINGTECH
ストリングバターンは16×19と従来のままですが、マス目の大きさを変更している模様。
横糸は中心部が密になるように配置させ、縦糸を均一に配置することで、中心部の反発性を保ちながら先端方向への反発性を上げているそうです。
スペック
スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21.5mm | 16×19 | 315mm |
重量やバランスは前作「REVO CX2.0」と同様ですが、今作はフレーム厚が均一化されています。違いはそこだけっぽいですね。
昔使っていた300Gは290gだったので少し重くなっています。
300Gと同スペックが良ければ「CX200 LS」が良いと思います。
デザイン
「DUNLOP」マークさんおかえりなさい!
フレーム形状は縦長でサービスの振り抜きが良さそうです。
今後はサイドカラーの違いでシリーズ分けをしていくのでしょうか・・・?
最近流行ってますからね。
ファーストインプレッション
「あー300Gもこんな感じだったかなぁ」と昔をちょっと思い出すような打球感。
ミニラリーでは弾きの良さを感じました。
軽い打球感でボールが楽に飛んでいきます。
ボレーボレーではDUNLOPっぽい包み込むようなマイルドな打球感を感じることができました。
ラケットの操作性も良く、好印象。
ストローク
距離を伸ばしてボールを強く捉えると包み込む打球感が現れます。
薄い当たりではマイルド感が表れず弾きの印象が強くなり、厚く捉えるとマイルドに包み込む打球感があらわれる不思議な感じでした。
グリグリスピンよりもフラットドライブ系のボールの方が打ちやすかったですね。
305gとは思えない振り易さで操作性もかなり高いです。
ちょっと気になったのが、打点が近くなってしまい根元付近でインパクトしてしまった時、とたんに飛ばなくなる点。
真ん中から先端部とは打球感が大きく変わるので、私のようにラケット面を満遍なく使う人は要確認です。
ボレー
適度な弾きがあり、ローボレーやハーフボレーといった力の入れにくい球も楽にボレーをすることができます。
そして芯を喰った時の感触が超気持ち良い!
操作性の高さはボレーでも感じました。
ハイボレーやスマッシュでもスッとラケットが準備でき意のままに操れる感じ。
サービス
サービスも弾き重視でよく飛んでくれます。
芯を喰った時のスライスサービスの切れは「おーいー感じー」と自己満足できるものでした。
しかし、スピンサービスについては思ったより跳ねないかなーという印象。
縦長フレームの影響なのかな・・・?
私が今メインのラケットとして使っている「VCORE PRO97」はしなりでボールを飛ばす感じなので、
少しずっしりとした打球感があります。
それに慣れている私からすると、球離れが早すぎて少し物足りない印象がありました。
ラケット評価チャート
バランスの良いラケットなので、どのプレースタイルにも合うと思います。
CX200シリーズ ラケットフィーリングインタビュー
CX200シリーズを使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
まとめ
復活したDUNLOPラケットの第一弾、CX200。
癖がなく誰もがオールラウンドに使えるのでは?という完成度の高さを感じました。
CX200 TOUR や CX200 LS等、重量やバランスの異なるモデルもラインナップされているので、より自分の好みに近いものが選べるのも魅力です。
皆さんも興味があったら是非試してみて下さい。
2代目 2021年モデルのインプレはこちら
2021年に新作が登場しました。
パワー感が増している印象です!
インプレはこちらです。