【HEAD】BOOM(ブーン) 2022年新作ラケット情報まとめ

【HEAD】謎の黒ラケ「YOU GOT THIS」について…
Mr.HEAD小林氏と種氏からコメントいただきました♪https://t.co/ly8OURMLXd #headyougotthis #ぼくに任せて #きみならできる pic.twitter.com/43Vf1Q7gSQ
— 冨貴塚裕太 (@Fukizuka_LAFINO) September 23, 2021

HEAD社から「謎の黒ラケ」としてPRされているラケット。

これまではシリーズ名も謎でしたが、公式アカウントからだんだん情報がリークされてきました。

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どうやら「BOOM」と呼ばれる新シリーズみたいです。

詳細情報が全貌公開されたので、どんなラケットなのかコンセプトや特徴を整理していきたいと思います。

BOOMの特徴は？
オーセチックが搭載
BOOMのデザインは？
BOOMのラインナップとスペックは？
まとめ

BOOMの特徴は？

以下のページの情報と、SNS等で公開された情報を合わせて整理していきます。

参照ページ

https://www.head.com/ja_JP/sports/tennis/boom-racquets

ヘッドラケット史上前例のない開発期間

This series is unprecedented. More research, development, testing, tinkering, tweaking and refinement have gone into creating this new racquet series than into any previous launch in HEAD’s history.

この新しいラケットシリーズの作成には、これまでのHEADの歴史の中でよりも多くの研究、開発、テスト、手直し、調整、改良が行われてきました。

メーカーがこのように言っていることから、かなり熟考されたシリーズとなっていそうです。

Morph Beam frame construction

Other innovations include the unique Morph Beam frame construction, which merges an elongated box beam shaft with a powerful head for the perfect blend of feel and ease on court.

他の革新には、ユニークなモーフビームフレーム構造が含まれます。これは、細長いボックスビームシャフトと強力なヘッドを組み合わせて、コートでの感触と使いやすさを完璧にブレンドします。

フェイス部分は、

膨らみや厚みを持たせる(ラウンド形状)
ストリングホールを全体的に開く(ストリングの可動域を広げる)

という設計で、パワーを重視。

一方シャフト部は、

プレステージのようなボックス形状

という設計になっていてしなりのある「柔軟性」を出しています。

合わせると、柔らかい打球感だけど良く飛ぶ！

ということなんでしょうか。

打つのが楽しみです。

Uni Pattern

Another technology that has been developed specifically for the series is the Uni Pattern,
a uniform string pattern which allows for a consistent ball trajectory on every shot for reliable and forgiving play.

このシリーズのために特別に開発されたもう1つのテクノロジーは、ユニパターンです。
これは、信頼性が高く寛容なプレーのために、すべてのショットで一貫したボール軌道を可能にする均一なストリングパターンです。

フェース形状はグラビティっぽくて、上の方に広がりのあるティアドロップ型になっています。

フェース上部でインパクトすることが多い現代テニスに合わせた形状とストリングパターンになっているのだと思います。

オーセチックが搭載

For sensational feel with every shot you play, the racquet series has state-of-the-art Auxetic construction in the yoke piece, giving you optimal impact feel and super accurate feedback.

あらゆるショットでセンセーショナルなフィーリングを実現するために、ラケットシリーズはヨークピースに最先端のオーセティック構造を採用しており、最適なインパクトフィールと非常に正確なフィードバックを提供します。

オーセチックは2021年に発売された「プレステージ2022」から搭載されたテクノロジーです。

ヨーク部の構造のことを指し、インパクト時にここが一瞬変形して戻るという動きを極力均一化するための技術です。

動きが均一化されるということは、打球感の変化も少なくなり、スイートスポットが広がったような印象があるんじゃないかと想像しています。