Wilsonのテニスラケットで最も歴史の長いプロスタッフシリーズの最新作が公開されました。
過去にはエドバーグ・サンプラスという世界No1プレーヤーが愛用し、先日引退を発表したフェデラーもプロスタッフを愛用していました。
現在市場展開されているラケット全体の中でも1位2位を争う歴史を持つラケットです。
最新作はどんな進化を遂げたのか情報を整理していきたいと思います。
プロスタッフV14.0のデザインは?
黒とか白とか赤、というイメージが強かったので、このブロンズカラーは意外でした。
実機を見ていない今現在は、黒の方が良くない?と思ってます。
プロスタッフV14.0の特徴は?
コンセプトは、
「現代の最新技術を搭載して性能を向上させつつ、プロスタッフの打感を再現する」
打感の再現には、
- 過去のプロスタッフでボールを打って結果を数値化
- 最新テクノロジーを搭載したラケットでボールを打ち結果を数値化
②の結果が①に近づくようにカーボンマッピングを調整。
このような手順で感覚ではなくデータ的に過去の打球感を再現させました。
これを「パラダイム・ベンディング(PARADIGM BENDING)」と呼びます。
結果V13よりも初速(反発)は下がったけど、掴み(コントロール性)は向上したという声があるようです。
プロスタッフV14.0のラインナップとスペックは?
- プロスタッフ97
- プロスタッフ97 L
- プロスタッフX
上記の3機種展開です。
スペック詳細はこちら。
プロスタッフ97 V14 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 97平方inc | 27inc | 21.5mm | 16×19 | 310mm |
プロスタッフ97L V14 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
290g | 97平方inc | 27inc | 23.0mm | 16×19 | 325mm |
プロスタッフX V14 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 100平方inc | 27inc | 21.5mm | 16×19 | 310mm |
V13まではフェデラーモデルとして「プロスタッフRF」がラインナップされていましたが、V14.0にはありません。
なんか寂しくて残念ですね。
フェデラーモデルをお探しの方はV13が最後ですので、お早めに!
「RF」の代わりといってはなんですが、「X」と呼ばれる新スペックが追加となりました。
プロスタッフ97と同じ重量・バランスでフェースサイズが100になっています。
97じゃ厳しいから100にしたいけど、97の打感は維持したい。。
という要望に応える細かい配慮に感じます。
そもそも飛びを求める人はプロスタッフに手を出さないだろうというメーカーの割り切りなんですかね。
中途半端に飛びをだそうとはせず、打感重視のプロスタッフらしさを重視してコントロール性に振り切った1本といえます。
まとめ
以上、プロスタッフV14情報でした。
個人的にはXに興味を惹かれました。
フェデラーが引退してプロスタッフの印象が弱くなってしまうのは否めません。
新たなプロスタッフファンを広げるきっかけにこのv14がなれるのか注目です。
発売は2月17日が予定されています。
もう間も無くですね!
予約始まってます
気になっていたプロスタッフXを打つことが出来ました!!
プロスタッフを使って初めてボレーが楽しく感じられましたw
飛びが良いし、プロスタならではのホールド感もあるし、気持ちよく打てるラケットです。
プロスタッフV14 2023 Q&A
- プロスタッフV14 2023ってどんなラケット?
歴代NO1選手が愛用した長い歴史のあるラケットの新作で、独特の掴むような打感がありコントロール性に長けたラケットです。プレースメントを重視したいプレーヤーにおすすめ。(詳細はこちらの記事をご覧下さい。)
- プロスタッフV14 2023の特徴・スペックは?
Wilsonの最新テクノロジーをまといつつ、昔から愛されるポケットフィーリングを両立させるため、カーボンの編み方が調整されています。これを「パラダイムベンディング」と呼んでいて最大の特徴です。フェデラー選手の引退に伴い「RF」モデルがなくなってしまいましたが、新たに「X」というモデルが追加されています。(詳細はこちらの記事でご確認下さい。)
思ってたんと違う!