2023年発売の新作ラケットで最もデザイン性が良いと噂のラジカル。
これは今年のベストデザイン賞 pic.twitter.com/JaBk9vqrtd
— (@MtRyomei) February 11, 2023
ご覧の通りイケメンですよね。
2023年モデルはオーセチックが新たに搭載されて、打球感の安定性(ちょっと芯を外しても打感があまり変わらない)を向上させたとうたわれています。
今回はラジカルシリーズの中で最も重量のある「ラジカルプロ」を打つことができたので、感想をレポートしていこうと思います。
ラジカル2023のデザイン
このイケメンを色々な角度から激写しました!






ラジカル2023の特徴
前作(2021年モデル)とモールドは同一。
搭載されている以下テクノロジーも継承されています。
- VRIABLE BEAM(バリアブルビーム)
- CONTROL PATTERN(コントロールパターン)
- SOUND GROMETTS(サウンドグロメット)
違いはオーセチックの搭載のみです。
この技術の搭載でどう打球感が変わるのでしょうか。。。
「オーセチックって?」
という方は以下の記事に詳細をまとめているので、読んでみてください。
ラジカルプロ2023のスペック
ラジカルプロ 2023 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 98平方inc | 27inc | 20-21.5-21mm | 16×19 | 315mm |
ファーストインプレッション

ショートラリーの弱い当たりでは、「板」感がある上級者スペックな打球感。
ヘッドの他シリーズは上級モデルになるとストリングパターンが「18×20」になるものが多いですが、ラジカルは「16×19」なので引っかかり感はちゃんと感じられます。
ボレーボレーは体を使って打っていかないと打感が重く感じました。
薄ラケっぽいなぁ、、と最初はこんな印象。
ストローク

距離を伸ばしたストローク。
ラケットが315gと結構重めなので、振り出しからの加速感がありボールが潰れる気持ち良い打感です。
振れば最初に感じた「板」感はなくなり、シャフトのしなりでしょうか柔らかさを感じることができます。
似たような打感のラケットの中では回転性は高め。
自分の体勢に入れて打てた時は、収まりもよく伸びがある良いショットが打てますが、そうでない時は正直厳しいですねぇ。
ラケットアシストが控えめでちゃんと飛ばせませんでした。。
あと薄いチョリっとした当たりの時も推進力が出せず「飛ばない」印象。
厚くとらえてなんぼのラケットです。
ボレー

横着ボレーをすると、「はい、ダメー」と指摘をしてくれる(ボテボテになる)ラケットですねw
足を細かく動かし、体勢が浮かないように集中してスイートエリア付近で捉えると、
- グッとラケットに乗る感触
- 相手のボールに負けない強さ
- 控えめな反発なので強気に踏み込める
このような感覚で、ミスする気配がしない状態になることができました。
ただ、、疲れます。。。
飛びすぎを恐れる必要がないので、強気に前へ乗せられるのは大きなメリットですね。
サービス
飛び、回転、振り抜きのバランスが良いですねぇ。
1球目から何の調整なく「普通」に打つことができました。
重量があるので、スピード感はいつもより若干あったと思います。
ただこのラケットの最も良いところは、狙った通りの打球が打ちやすいこと。
多分尖った特徴がない(良い意味で)ので、回転がかかりすぎたとか飛びすぎたというのが少ないんです。
するとサービスゲームの組み立てがしやすいというメリットがあり、行き当たりばったりの展開になりにくく考えたプレーができる気がします。
ラケット評価チャート

まとめ
以上、ラジカルプロ2023のインプレでした。
正直、自分が試合に使うには厳しいモデルでした。
サービスで強く感じた、オールマイティーさはラジカルらしくてこれに惹かれる人が多いんだろうなぁと共感ができました。
ラジカルMPよりもコントロール性を求める攻撃型プレーヤーにおすすめです。
興味があったら試してみて下さい!!
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ベーシックモデルである「MP」のインプレはこちらです。





