ヘッドラケットの中で歴史が長い中心機種で大人気を誇るラジカルシリーズが2023年リニューアルされます。
先日開幕した全豪オープン2023で活躍しているアンディ・マレー選手が使用するシリーズです。
このシリーズは1993年に登場していて、今作で16代目、30年もの歴史があるラケットです。
最新作はどんな風に進化したのか、情報が公開されましたので、整理していきたいと思います。
ラジカル 2023のデザインは?
シャフト部分の色が前作(2021年モデル)よりも濃いめで、オレンジとのコントラストが良いですね。
ぼくは2023年モデルのデザインの方が好きですね。
かっこいい!!
ラジカル 2023の特徴は?
- オーセチックの搭載
ラジカル2021とモールドは同一で、ヨーク部分に「オーセチック」が搭載されたことが2023年モデル最大の特徴です。
オーセチックとは、ヘッドラケットの最新モデルに搭載されているテクノロジーで、インパクト時のラケットの変形を均一化してくれます。
その恩恵で、オフセンターで捉えた時の打球感の違いが少なくなる効果があり、プレーヤーとしてはスイートエリアが広がったように感じられます。
- グラフィン360+はデフォルト化
前作はグラフィン360+ということで、フレームの12時/3時/6時/9時 にグラフィンを5時/7時の部分にスパイラルファイバーを搭載しました。
これはもうHEADラケット標準になり「グラフィンインサイド」と呼ばれるようになりました。
その他、以下のテクノロジーが搭載されていますが、前作から継承されたものです。
- VRIABLE BEAM(バリアブルビーム)
- CONTROL PATTERN(コントロールパターン)
- SOUND GROMETTS(サウンドグロメット)
詳細はこちらにまとめております。
ラジカル 2023のラインナップとスペックは?
- ラジカルPRO
- ラジカルMP
- ラジカルTEAM
- ラジカルTEAM L
こちらの4機種展開となるようです。
一部名称が変更になった模様です。
それぞれのスペック詳細は🔽です。
RADICAL PRO 2023 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 98平方inc | 27inc | 20-21.5-21mm | 16×19 | 315mm |
RADICAL MP 2023 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 98平方inc | 27inc | 20-23-21mm | 16×19 | 320mm |
RADICAL TEAM 2023 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 102平方inc | 27inc | 22-25-23mm | 16×19 | 320mm |
RADICAL TEAM L 2023 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
260g | 102平方inc | 27inc | 22-25-23mm | 16×19 | 340mm |
【追記】実機インプレ
実機を打てたので、インプレ記事を貼っていきます。
まずはラジカルプロ。
ラジカルらしいオールマイティーさを感じましたが、アシスト控えめで、ぼくが試合で使うのは難しいかなぁという印象でした。
詳細はこちらです。
まとめ
以上、ラジカル2023の新製品情報でした。
発売は2023/2/16が予定されています。
何かに突出している訳ではけど、すべてのショットが普通に打ちやすい、バランスが良いオールマイティラケットです。
発売と同時に品切れになる恐れもあるので、即ゲット希望の方は予約購入をお勧めします。
予約はこちらからどうぞ
ラジカル 2023 Q&A
- ラジカル 2023ってどんなラケット?
ラジカル2021年モデルに搭載されたテクノロジーを踏襲し新たにオーセチックが搭載されました。オーセチックが搭載されることでスイートエリアが広く感じられ、より扱いやすく進化したラケットです。(詳細はこちらの記事でご確認ください。)
- ラジカル 2023ラインナップとスペックは?
「ラジカルPRO」「ラジカルMP」「ラジカルTEAM」「ラジカルTEAM L」の4機種展開です。一部名称の変更がありましたが、重量やバランス、フレーム厚は前作から変更なしです。(数値の詳細はこちらの記事をご覧ください)