New Phantomシリーズ 2019年11月デビュー
Prince史上最薄シャフトでありながら、「しなる」だけでなく、「掴んで、弾く」を実現し、多くのハードヒッターに愛されているPhantomがTeXtreme×TwaronとATSを搭載し、2世代進化した。https://t.co/YwPLI0MTPy pic.twitter.com/0O4HmvKSr1
— princetennis1970 (@princetennisjp) August 31, 2019
これまで発売されたたくさんのラケットの中で、最もセクシー(!?)と勝手に思っているのがプリンスのファントムシリーズです。
最薄部16.5mmという、極限の引き締まりっぷりからの、曲線美がセクシーたる由縁。
こちらがファントム2016年モデルの曲線美です。
使用感は正直とてもハードで、「重く・飛ばない」印象が残っています。
プロ選手では、上杉海斗選手が使用しているモデルです。
そんなファントムが新たなテクノロジーを搭載し、2019年モデルチェンジをするようなので、情報を整理していきたいと思います。
インプレをご覧になりたい方は、末尾にリンクがありますので、そちらからどうぞ。(→末尾へジャンプしたい方はこちら)
デザイン
ブラック基調にグリーンとホワイトの文字装飾、という感じは現行モデルと変わりません。
グリーンとホワイトの配色が若干変更になっているかな?という微妙な変化です。
パッと見では新型かどうかわからなそうです。
新搭載テクノロジー
今作で進化または新たに搭載されるものは以下の通りです。
テキストリーム x トワロンテクノロジー
今やプリンスラケットの代名詞となっている、「テキストリーム」と「トワロン」。
- フレックスを上げることなくフェイスの捩れを減少
- フレームの復元力向上
- 不快な振動の低減
- 優れた衝撃吸収性
以上のような効果があると謳われています。
2016年モデルはトワロンが配合されていないものなので、打球感の違いがありそうです。
ATS(Anti Torque System)
上述の「テキストリーム&トワロン」をフレームの「10時」と「2時」の位置にも搭載させ、
- ラケット上部の剛性強化
- ボールの推進性とコントロール性の向上
を実現させているようです。
フェース上部で捉える現代テニスに適合させていることが想像できます。
「10時」と「2時」と言えば、2003年全仏オープンを制した、スペインのフェレーロ選手が使っていた、「トリプルスレッド・グラファイト」もこの位置に「トリプルブレード」を配置していましたね。
懐かしい・・
レジテックス・ツアー(グリップ)
グリップが刷新され、下地がレザーになっている模様。
レザー特有の「角」が感じられて、面感覚が掴みやすくなっているようです。
体感してみたいですねぇ。
ラインナップとスペック
記事執筆時点(2019/9/2)では以下のスペックが発表されています。
- PHANTOM O3 100
- PHANTOM 100
PHANTOM O3 100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 100平方inc | 27inc | 20-16.5mm | 16×18 | 310mm |
PHANTOM 100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 100平方inc | 27inc | 20-22-20mm | 16×18 | 315mm |
現行モデルは、
- PHANTOM 100 XR-J
- PHANTOM PRO 100 XR
というラインナップです。
「XR-J」が「O3 100」に、「PRO 100 XR」が「100」へ名称が変わる模様です。
スペック(数値)自体には変更ありません。
個人的には、PHANTOM100の方が扱いやすそうな予感・・
16×18というストリングパターンなので、若干粗めですね。
打球感は?
16.5mmのモデルは、ホールド感が強いようなので、打球感が重くパワーが必要そうなラケットの予感です。
粗めのストリングパターンの恩恵で回転はかけやすそうです。
前作のインプレはこちら。
まとめ
以上、ファントムの新作情報でした。
発売は、2019年11月頃だそうです。
プリンスラケットの最上級モデル、発売まで楽しみに待ちましょう。
新作を実際に打つことができました!
詳細な感想はこちらです。
予約始まってます→発売開始されました
ファントム2019 Q&A
ファントムってどんなラケット?
薄くてしなるフレームで、「掴んで飛ばす」打球感が味わえる、中上級者向けのラケットです。(詳細はこちらをご覧下さい。)
ファントムの特徴は?
フレーム厚「16.5mm」という薄さ(最薄部)が最大の特徴です。また2019年最新モデルは素材にトワロンが配合され、よりクリアな打球感になりました。(詳細についてはこちらをご覧下さい。)
ファントムのラインナップは?
オースリーグロメットと通常グロメットの2機種がラインナップされています。(それぞれの詳細スペックはこちらをご覧下さい。)
ファントムの感想は?
インプレはこちらです。(ファントムオースリー100)