発売開始から爆発的な人気をみせているVCORE 2023年モデル。
デザインが刷新されてカッコよくなった上に、全豪オープン2023で西岡選手がこのラケットで大活躍。
There’s life in this one yet!@karenkhachanov and @yoshihitotennis are headed to a third set tiebreaker.
Does Khachanov take the match, or does Nishioka take us into a fourth?#AusOpen • #AO2023 pic.twitter.com/q1l48aqn5H
— #AusOpen (@AustralianOpen) January 22, 2023
グランドスラムで自己ベストを更新しました。
そんな注目ラケットの中心スペックである「VCORE100」を打つことができたので、感想をレポートしていきたいと思います。
VCORE100 2023ってどんなラケット?
まずラケットの基本情報を整理していきます。
デザイン
スペック
VCORE 100 2023 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 25.3-25.3-22mm | 16×19 | 320mm |
特徴
新たなテクノロジーとして、以下が搭載されています。
- シリコンオイル・インフューズドグロメット
- フレームトップ幅広設計
- フレーム正面厚最薄設計
- 新シャフト設計
ざっくり一言でいうと、めっちゃスピンがかかるように開発されたテクノロジーです。
詳細は以下の記事にまとめていますので、興味があったら目を通してみて下さい。
ファーストインプレッション
まずウォーミングアップから実食。
引っかかりが良く、面白いように回転をかけることができます。
ボレーの反発力も上々。
打球感は前作と比べ少し「重く」なった印象です。
硬くはないんですけど打ちごたえが増している、と感じました。
ストローク
飛ぶし回転かかるしで、深く跳ねるボールを打つことができました。
しかもめっちゃ寒くてボールが跳ねない環境下で。
あとちょっと打ち損じても振動が少なく、嫌な感触が残りにくいところも印象に残りました。
振動吸収素材「VDM」すごいですね!
飛びの良さから守備力も高いです。
実物を見ると軟式ラケットのような形状で「操作性どうなんだろう」と思っていましたが、打ってみると普通。
取り回しの悪さは微塵も感じません。
ストロークに関しては不満な点は特になし!!!
ボレー
反発力はあるんですが打感が重いため、前作より飛ばない印象でした。
スイングが小さいからですかね。。。
イメージよりもちょっと浅めに落ちてしまい、意識的に厚めに当てることでアジャストできました。
操作性に関しては違和感なしで、とっさの処理にも問題なく対応できました。
サービス
前作はサービスのスピード感がちょっとイマイチだなぁと感じていて、今作はどう変化したのかじっくり打ってみました。
結果、新作の方がシャフト部の剛性が強いせいか、パワーロスなくボールに勢いが加えられてスピード感あるサービスを打つことができました。
回転性はストロークで書いたように申し分ありませんので、サービスに関しても好感触です。
スピンの跳ねよりもスライスの滑りがよかったですね。(気温の影響もありますが)
ラケット評価チャート
まとめ
以上、VCORE100 2023のインプレでした。
謳い文句の「#跳高弾道スピン」はまんざらではありません。
- 弾道の高いストロークで粘り、相手のミスを待つ
- 弾道の高いストロークで相手の浅い球を待ち、そこから仕掛けていくタイプ
こんなタイプにピッタリです。
興味があったら試してみて下さい!
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人気のため、1次入荷分が品切れとなり、2次入荷分待ちも発生している模様です。
購入希望の方は、お早めに。
参考情報
別スペックVCORE98 2023のインプレはこちらです。
もしかすると寒すぎるという環境の問題かもしれません。。