SNSで少しづつ情報が公開されてきている、新型ラジカル。
ラジカルといえば、
- かっちりした打球感からのコントロール性
- 適度な反発
- 高い操作性
といったバランスの良さが特徴で、人気の高いモデルです。
私の周りにいるラジカル使いは、「他のラケットにない打球感(本人談)と使いやすさ」に魅了されてずっと使い続けています。
また、歴史も非常に長く、今回のモデルチェンジで15代目となります!
初代ラジカルは、1993年デビューですから、28年もの間進化を続けて今に至ります。
そんな歴史あるラジカルの最新型は、どんな進化を遂げてデビューするのか、ラインナップやテクノロジーについて整理していきたいと思います。
デザイン
キャラクターカラーのオレンジを前面に出したデザイン。
ちょっとマットがかったフラッシュオレンジだそうです。
【#HEADTENNIS】ヘッド ラジカル『2021年モデル』デザイン公開!!#PEOPLESRACKET https://t.co/mxYCp30mSZ pic.twitter.com/nb7DVP30Wo
— テニスプロショップ ラフィノ (@Lafino_Official) December 5, 2020
光の当たり方で結構印象が変わりますね。
実物を見るのが楽しみです。
テクノロジー
公式サイトに情報が公開されていたので、要点を整理してみます。
- グラフィン360+
- サウンドグロメット(SOUND GROMETTS)
- コントロールパターン(CONTROL PATTERN)
- バリアブルビーム(VRIABLE BEAM)
こちらのテクノロジーが搭載されています。
今までのHEADラケットに搭載されていない、聞いたことがないやつもありますね。
1つづつみていきましょう。
グラフィン360+
これは今ではお馴染みのテクノロジーですね。
今はほとんどのHEADラケットに搭載されています。
フレームの5時と7時の位置にスパイラルファイバーを配合し、復元力を上げてエネルギー伝達効率を高める効果があります。
SOUND GROMETTS(サウンドグロメット)
- ストリングの動きを最大化
- 不要な振動を除去して打球感/打球音の向上
こんな効果のある新グロメットを採用しています。
ラジカルはどちらかというと弾きが良いラケットです。
それにストリングの動きが大きくなることで「乗り」が生まれ、プレーヤーの安心感が増します。
より積極的に振っていけそうですね。
これは期待大!
CONTROL PATTERN(コントロールパターン)
これはストリングパターンの工夫。
ラケット中心部の目を「密」にしてコントロール性を向上させる効果があります。
ただ、ラジカルは元々中心部が密ってたので、今まで以上に密なのかが気になるところ。
この密っぷりが病みつきになる打球感を生んでいるんだと思います。
サウンドグロメットとの相乗効果があるのか、気になるところです。
VRIABLE BEAM(バリアブルビーム)
フレームの厚さをフラットビームではなく、部位によって最適化することで、
▶️ パワー
▶️ コントロール
▶️ スピン
のバランスを最適化するという技術です。
ラインナップとスペック
- ラジカルPRO
- ラジカルMP
- ラジカルS
- ラジカルLITE
こちらの4機種展開となるようです。
それぞれのスペック詳細は🔽です。
RADICAL PRO 2021 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 98平方inc | 27inc | 20-21.5-21mm | 16×19 | 315mm |
RADICAL MP 2021 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 98平方inc | 27inc | 20-23-21mm | 16×19 | 320mm |
RADICAL S 2021 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 102平方inc | 27inc | 22-25-23mm | 16×19 | 320mm |
RADICAL LITE 2021 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
260g | 102平方inc | 27inc | 22-25-23mm | 16×19 | 340mm |
中心モデルのMPが300gと5g重くなります。
テクノロジーといい重量といい今回のラジカルはパワーを重視している気がします。
「98sqinc」「300g」「320mm」このスペックが最近熱め。
どのモデルもモールド変更が入っているようで、かなり気合の入ったモデルチェンジであることが伺えます。
まとめ
以上、新型ラジカル(2021年モデル)のご紹介でした。
Presenting you the new Radical with its vibrant, bright orange signature color.🔥🧡 For the modern, youthful player. #PeoplesRacket #HEADRadical
*available globally January 21, 2021. pic.twitter.com/8YO26jgzVR
— HEAD Tennis (@head_tennis) December 3, 2020
発売は2021年1月21日頃だそうです。
若干スペックが変わり、パワーのありそうな新ラジカル、打つのが楽しみですね。
実機を打ったら改めてレポートします。
発売開始されました
実機を打つことができました!
噂通り「乗り」が良くなっていて打球感が向上しています。
インプレはこちらです。
【おまけ】ラジカルの歴史を振り返るコーナー
約30年という長い歴史のあるラジカル。
初代から今に至るまで、どのような変化を遂げてきたのか、歴史を振り返ってみました。
初代の頃は僕も若かった・・
ラジカル2021 Q&A
- ラジカル2021ってどんなラケット?
ラジカル15代目となるモデルで、「反発」「回転」「操作性」のバランスが良く、サービス・ボレー・ストローク、オールラウンドに扱いやすい癖の少ないラケットです。(詳細はこちらの記事をご覧下さい)
- ラジカル2021の特徴は?
「G360+」「サウンドグロメット」「コントロールパターン」「バリアブルビーム」と呼ばれる技術を搭載。これまでのラジカルよりもパワーが重視されていることが特徴です。(詳細はこちらの記事をご覧下さい)
- ラジカル2021のラインナップとスペックは?
「ラジカルPRO」「ラジカルMP」「ラジカルS」「ラジカルLITE」の4機種展開となります。詳細なスペックはこちらの記事でご確認下さい。
- ラジカル2021のインプレは?
「乗り」の強い打球感に変化して爽快さが向上していました。詳細インプレはこちらです。「ラジカルMPインプレ」