Wilsonラケットの中で最もスピンが掛けやすいと言っても過言ではない、BURNシリーズの新製品が発売されることになりました。
BURNシリーズはもともと錦織選手が使用しているということで、人気・注目を集めていたラケットですが、錦織選手が「クラッシュゾーン」(ストリングのダンピング効果を生むグロメット)を搭載したウルトラシリーズにチェンジしてしまったため、BURNシリーズの人気は下火に・・
廃版になってしまうのかな・・と思いましたが、少ないラインナップで新型が登場となります。
今回は新型BURNの特徴やおすすめポイントなどを整理していきたいと思います。
デザイン
アンコンタミネイテッド・デザイン2.0を踏襲しているデザインです。
V3.0はベルベットペイントコーティングでしたが、今作は通常のマット塗装になっています。
BURN V4.0の特徴
- スピンエフェクト
- 縦しなりの強化
- 塗装の変更
- 格安料金
上記が新BURNの特徴です。
スピンエフェクト
(画像はV3.0のものです)
縦18 x 横16 というWilson独自のストリングパターンです。
目を粗くすることでストリングの動きを良くし、スナップバック効果を最大化する効果があります。
一時期メインラケットとしてBURN V3.0を使っていましたが、スピン性能は凄まじいものがありました。
縦しなりの強化
BLADE V7.0にも搭載されていた機能。
#BLADERの覚醒 が凄い理由の一つがこれなんです!
全ては8月1日にお伝えします! pic.twitter.com/0jBfxIom9J— WilsonTennisJapan (@wilsontennisjp) July 25, 2019
こちらの動画の通り、縦方向に柔らかい編み方をしていて、よりスピン性能を向上させています。
縦方向に柔らかいと、薄めの当たりでもボールの「乗り」があって、安心感がありますし、スピンも多くかかっているように感じます。
塗装の変更と格安なプライス
「ベルベットペイントコーティング」でも「エラスティックペイント」でもない、通常のマット塗装になっているようです。
こういう部分でコストをカットし、定価 ¥23,000という格安プライスを実現。
この価格設定も大きな特徴です。
ラインナップとスペック
- BLADE 100S V4.0
- BLADE 100LS V4.0
ラインナップはこちらの2機種。
かなり絞られてますね。
スペックは以下のようになっています。
BURN100S V4.0 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-25-23mm | 18×16 | 320mm |
BURN100LS V4.0 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 23-25-23mm | 18×16 | 325mm |
おすすめポイント
スピンを駆使して立体的なプレーを展開したい人、ストリングのダンピングを生かしてパワーのあるボールを打ちたい人はもちろんおすすめです。
他にも、特徴のところで上げた通り、
- 回転がかけやすい(回転のかけ方を習得しやすい)
- 格安プライス
これらのことから、「初心者の人が初めに使うラケット」にも適していると思います。
重さも「普通」と「軽め」2種類あるので、幅広い層で使えるはず。
まとめ
以上、BURN V4.0 情報でした。
縦しなりの強化で、打球感にどう影響が出るのか気になりますね!
発売は2021年2月予定です。
興味があったらチェックしてみて下さい!