Wilson契約のプロ選手で最も使用率の高い「BLADE(ブレード)」シリーズがリニューアルされ、Version8(V8)に進化します。
V7は2019年夏に発売され「#BLADERの覚醒」をキャッチに人気が爆発。
BLADE使いのチチパスの躍進も人気をあと押ししました。
V7では「縦方向へのしなり」を出して、スピン系の下から上へのスイング(バーティカルスイング)でも柔らかさが感じられるラケットとなりました。
個人的にはこのテクノロジーのおかげで扱いやすくなった印象があります。
新作はどのような進化を遂げたのか、情報が公開され始めたので、整理をしていきたいと思います。
インプレについては記事末尾にリンクを貼りましたので、そちらからご確認ください。
BLADE V8.0のデザインは?
この頃のWILSONラケットはアンコンタミネーテッドなデザインで統一していましたが、今作は新しいデザインになっています。
このデザインは「カラーシフティングペイント」と呼ばれ、見る角度によってカラーリングが変化する斬新なデザインです。
コガネムシ的なカラーリングと言えますね。
BLADE V8.0の特徴は?
ブレードの特徴である、
- X-LOOP
- FEEL-FLEX (FORTYFIVE°)
はV8.0にも継承されています。
「FEEL-FLEX」は今作から「FORTYFIVE°」に名称が変更されました。
新たなテクノロジーとして注目なのが、グリップに搭載された「DIRECTCONNECT(ダイレクトコネクト)」です。
これがそのイメージ図なのですが、黒い部分のカーボンがエンドキャップにハマる付近で太くなっているのがわかると思います。
従来(V7.0)と比較すると、
カーボン(黒い部分)がエンドキャップに隙間なくビッチリフィットしていますね。
これが「DIRECTCONNECT(ダイレクトコネクト)」です。
このテクノロジーを搭載することで、グリップ部の安定性が強化され、ねじれに対してブレにくくなる効果が期待できます。
これがV8の目玉テクノロジーです。
もう一つが環境問題に考慮し、エンドキャップやグロメットに使われるプラスチックが植物性プラスチックに変更されています。
植物由来のプラスチックに変わったことについて、特に名称はありませんが、個人的には結構打球感に影響するんじゃないかと思っています。
BLADE V8.0のラインナップとスペックは?
今後増える可能性はありますが、現段階では以下の4機種となります。
- BLADE98(18×20)
- BLADE98(16×19)
- BLADE98S
- BLADE100
それぞれのスペックは以下の通りです。
BLADE98 18×20 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21mm均一 | 18×20 | 320mm |
BLADE98 16×19 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21mm均一 | 16×19 | 320mm |
BLADE98S スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
295g | 98平方inc | 27inc | 21mm均一 | 18×16 | 325mm |
BLADE100スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 22mm均一 | 16×19 | 320mm |
スペックは従来のモデルと変更ありません。
グリップの変化がどれほど打球感に影響するのか、打ってみるのが楽しみです。
まとめ
以上、BLADE V8.0の新製品情報でした。
デザインが大きく変わり、グリップの形状も変化した新型ブレード、どんな打球感なのか気になりますね!
発売は9月中旬の予定です。
楽しみに待ちましょう!
実機を打つことができました!
詳細な感想はこちらにまとめています。
興味があったら読んでみて下さい!!