ようこそ! pic.twitter.com/LSft6aRlJD
— ryomei (@MtRyomei) January 15, 2021
- 柔らかい打球感
- 回転の掛けやすさ
- 反発の良さ
が気に入って購入した、「VCORE 100 2021」
早速使って練習しています。
気に入って購入しているので満足度は高いのですが、
「もうちょいヘッドが走る感覚が欲しいな」
という願望(欲?わがまま??)が芽生えてきてしまいました。
どうせなら、全俺が気に入るラケットにしてやろうと思い、これまで「ラケットチューニング」はほぼしたことがないのですが、思い切って「バランサー」を使ったチューニングにチャレンジしてみました。
というわけで今回は、
- どんな目的でバランサーを装着したのか
- どの位置にどれくらい装着したのか
- チューニングの効果
についてレポートしてみたいと思います。
バランサーって何?
ラケットの重量や重心のバランスを調整する「鉛テープ」のことをバランサーと呼びます。
装着する(鉛を貼る)場所によって重心が変わり、自分好みのラケットにチューニングすることができます。
一般的に、
- 3時/9時の位置
- 10時/2時の位置
につけることが多いです。
①は、オフセンターでヒットした時の「ブレ」を抑えられ、ショットの安定感が増すと言われています。
②は、ラケットヘッドを走らせやすくなると同時に、「ブレ」も抑えられると言われています。
バランサーの種類
- Kimony リードテープ
幅12mmのテープで、30g分あります。
自分の好きな長さにカットでき、調整しやすいのがメリットです。
- Kimony リードテープスリム⬅︎おすすめ
こちらは、幅6mmのテープで18g分あります。
幅が通常タイプの半分なので、貼りやすいですし、より細かい微調整もできるので、通常タイプよりもおすすめ。
今回僕もこれにしました。
- Kimony アルファプラス
これは「H」型になっていて、貼る手間は少ないんですが、1つ3gもあるので、両サイドにつけると6gにもなってしまいます。
微調整しにくいところが、デメリットです。
今回バランサーをつけた目的
試打をした時も感じたことなんですが、サービスでヘッドの走りが鈍く感じられ、スピード感が物足りない印象がありました。
なので、もう少しヘッドが自然に走って欲しいという願望を叶えるため、チューニングを決意しました。
装着した位置・重量は?
今回は「ラケットヘッドを走らせる」ことが目的なため、だいたい10時/2時の位置に装着してみました。
徐々に調整していこうという考えで、合計2gほどの重量を装着。
いきなりがっつり装着せず、粘着性の弱いテープで仮止めして、軽く素振りをして感覚を試してから、本装着しました。
実際どう変わった?
では気になる変化をレポートしていきます。
打球感
打球感は重厚感が増して、98に近づきました。
フレームがしっかりした感じで、面の安定性が増し、打ち負ける(弾かれる)感触が少なくなりました。
でもスイートスポットの広さや反発性は100のままなので、使いやすさは生きています。
操作性
バランスがヘッドに寄ったため、少しズッシリ感が増します。
心配だったのが、ボレーの時にありがちな、とっさの対応に影響がないかという点でした。
実際に打ってみたところ、問題なくさばけたので安心しました。
肝心なヘッドの走りは?
今回のチューニングの目的である「ヘッドの走り」
かなりスムーズにヘッドが返ってくれるようになり、「ストローク」「サービス」ともに理想の感覚に近くなりました。
特にサービスは、インパクト音、バウンド後の伸びが変わり、物足りないと感じていた点が一気に払拭されました。
バランサーをつける上での注意点
上に貼った画像を見ていただければお分かりの通り、ほんのちょっとバランサーが貼ってある程度です。
これだけでも打球感が大きく変わりました。
なので、絶対「徐々に」調整したほうが良いです。
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トッププロを見ると結構がっつり貼ってあるので、これをただ真似して同じように貼ると痛い目にあうかもしれません。
ここだけは気をつけて下さい。
まとめ
以上、ラケットチューニングレポートでした。
実際にやってみて、正直ここまで大きく変わるものだと思いませんでした。
僕が求めていたものが実現でき、影響のある代償もなく、まさに「全俺が満足するラケット」になったんじゃないかと思います。
まぁ完全な自己満なんですが、よくわからない達成感に包まれています。
もし、同じように「ヘッドの走りを改善したい」と思っている方がいたら是非試してみて下さい。