守備力の高さに惹かれて使っていたピュアドライブ2021。
オールマイティに扱いやすく気に入っていたのですが、2022年の新作モデル「SX300ツアー」を打ってみてさらなる扱いやすいさを感じて即ポチ。
そろそろ2か月が経過しますが、初めて打った時に感じた良さはその時限りのものではなく、時間とともにより気に入っています。
ピュアドラユーザーでSX300が気になっている人は結構多いと思うので、
- 移行を決めたSX300ツアーの魅力
- プレーに現れた変化
- ピュアドライブの方が優れている点はあるのか
という観点でまとめてみたいと思います。
目次
【おさらい】ピュアドライブとSX300ツアーのスペックを確認
まずは両ラケットのスペックを確認しておきましょう。
ピュアドライブ 2021 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-26mm | 16×19 | 320mm |
SX300 TOUR スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 23〜26mm | 16×19 | 315mm |
ピュアドライブは黄金スペック王道である、
- 重量:300g
- バランス:320mm
- フェースサイズ:100平方inc
SX300ツアーは、
- 重量:305g
- バランス:315mm
- フェースサイズ:98平方inc
とちょっと競技モデル寄りのスペックです。
移行を決めたSX300ツアーの魅力
ぼくのこれまでのラケット遍歴を振り返ると、黄金スペックと競技モデル寄りラケットをウロウロしていています。
黄金スペックを選ぶときはボールの飛び、ラケットのパワーを重視していて、振りぬき感や操作性に対しては若干許容範囲を広げがちでした。
逆に競技モデル寄りを選ぶ時は、重視するポイントが逆になって、飛び(特に守備面)に関して許容範囲を広げていました。
今回もいつも通り黄金スペックからの競技寄りモデルへの変更です。。。
その違いとはSX300ツアーの守備力の高さにあります。
弾道補正機能や目の粗いストリングパターン等、テクノロジー的要因だと思いますが、使ってる側からするとピュアドライブ同等な守備力があるんです!
それでいて振りぬきや操作性は競技寄りモデルらしい良さがあって、ぼくの欲しいものが全部ある感じなんですよね。ほんとに。
2か月使ってそれを強く感じています。
プレーにどのような変化が現れたか
サービスに関しては、振りぬき向上によって威力が増したと思います。
試合でのキープ率も向上しています。(試合動画分析結果より)
ストロークに関しては、スピン量が増して収まりが良くなっていて、攻めているときのミスが減りました。
あとはフレームの柔らかさからかタッチショットもさえています。
細かくはこのような変化を感じていますが、超大雑把にいうと、
「自分のイメージしたボールに近い球が打ちやすい」
これになります。
結果、試合で崩れにくくなりプレーの安定感が出てきているように感じます。
何故SX300ではなくツアーにしたのか?
「移行するなら重量やフェースサイズが同じSX300じゃないの?」
と思う方もいらっしゃいますよね。
私が何故ノーマルではなくツアーにしたのかは、感覚的になりますがツアーの方がしっくりきた(イメージしたショットが打ちやすかった)からです。
両方試してツアーの方が「乗り」が良くて回転・威力共に上回っていて、かつ守備性も問題ないと判断したのでツアーを選びました。
ノーマルとツアーをピンポイント比較をした記事です。
ピュアドライブの方が優れていると思う点
僕の中でSX300ツアーの評価が高すぎるので、なかなか難しいのですが、1日に何試合もして、身も心もズタズタになった場合、楽できるのはピュアドライブだと思います。
SX300ツアーの方が乗りが良く、ボールを飛ばすのに若干パワーが必要なので、消耗した時に楽なのはピュアドラですね。
まとめ
以上、ぼくがSX300ツアーに移行した理由について語ってみました。
どちらも良いラケットなのには間違いありません。
ただ、98平方incの振り抜き・操作性と黄金スペック(ピュアドラ) の守備力を兼ね備えたSX300ツアーがぼくのツボにはまってしまったのです。
これから春の試合シーズンを迎えますが、このラケットで良い結果が残せるように頑張りたいと思います。
ピュアドラとSX300で迷っている方のヒントに少しでもなれば幸いです。
が、今回の変更は一味違いますw