Wilsonのモニターキャンペーンに当選して、お借りすることができた「BLADE100」。
届いてました。
BLADE100です。
打つのが楽しみ〜 pic.twitter.com/CCT6O3o9ct
— ryomei (@MtRyomei) February 7, 2020
モニター応募の動機は、現在メインで使っている「BLADE100L」との比較をすることでした。
先日BLADE100の率直な使用感を記事にしました。
本記事では、100Lとの比較を
- 打球感
- 操作性
- 反発(飛び)
- 回転性
- 受け手の印象
という視点で整理してみたいと思います。
両スペックの確認
BLADE100L スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
285g | 100平方inc | 27inc | 22mm均一 | 16×19 | 330mm |
BLADE100スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 22mm均一 | 16×19 | 320mm |
スペック的には、「重さ」と「バランス」だけの違いです。
打球感の違い
Blade100Lを初めて打った時、
- 軽いのに打ち負けない
- 軽いけど打球感がしっかりある
と感じていました。
が、
Blade100を打つと、こちらの打球感の方が重厚感、深みがありました。
よりボールが「乗る」感覚があります。
ラケット重量がある分、ボールへの当たりが強く安心感も感じました。
100Lの方が軽い打球感で、良く言えば「楽」、否定的に言うと「物足りない」といった感じです。
操作性の違い
100Lの方がトップヘビーではありますが、断然に扱い易いです。
差し込まれた時にスナップだけで処理する場合や、ネットイン等で必要な咄嗟な反応が意のままにできるのは、かなりポイントが高いです。
打球感のところで書いた、「重厚感」「安心感」は、割と自分の体勢で打てた時の印象で、追い詰められた時の返球は100Lの方が簡単です。
このバランスがラケット選びの難しいところですよね・・・
反発(飛び)の違い
両者ともに反発は抑え気味になっていて、フレーム自体の反発はたぶん同じくらいなんじゃなかと思います。
上で述べたように打球感の違いはあるので、乗りが強く感じられる100の方が「重い」感じがし、100Lの方が楽に飛んでくれる印象です。
また重量の恩恵で、100の方がスピードのあるボールが打てたように感じます。
選びところは、「楽さ」を選ぶか「質の高さ」を選ぶか、になるかと。
回転性の違い
回転性についてもラケット個体の差はほぼないと思います。
左右してくるのはラケットスペックに対する自分のフィジカル。
私の場合、鋭くスイングができる100Lに軍配があがりました。
100だとちょっと重くて回転がかけきれない感覚がありました。
受け手の印象
両方を交互に使用して、受け手に違いを確認してみました。
簡潔にまとめると、
- 100Lの方がボールの「落ち」が良い
- 100の方がフラット系のボールの伸びがある
- 100の弾道の方が返しやすい
このような感想をいただきました。
回転については、自分の感覚通りかなと思います。
相手からしても、回転がかかって変化する方が返しずらいようです。
個別インプレと評価チャート
- 個別インプレ
- 評価チャート
まとめ
以上、ブレード100Lと100の比較でした。
文中にも書いた通り、
- 楽さを重視する→100L
- 球の質を重視する→100
という選び方も1つあるのでは?と思います。
この選び方に正解はないので、自分のプレースタイルやテニスの楽しみ方に照らし合わせて検討すれば良いのではないでしょうか。
本記事がブレード選びの一つのヒントになれば幸いです。
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ブレード100L ブレード100 ピンポイント比較 Q&A
- ブレード100Lとブレード100、打球感はどう違う?
BLADE100の方が重厚感のある打球感で、ボールの「重み」が強く感じられます。重量もあるので打ち負けない安心感も100の方が高く感じました。(違いの詳細はこちらの記事をご確認下さい。)
- ブレード100Lとブレード100、反発(飛び)はどう違う?
楽に飛んでくれるのは100L、ボールのスピードが出せるのは100という印象で、プレーヤーの好みの方を選ぶことができるラインナップです。(違いの詳細はこちらの記事でご確認ください。)
- ブレード100Lとブレード100、操作性はどう違う?
スペック的にトップヘビーな100Lですが、両者を比較すると圧倒的に扱い易いものがありました。ネットインをはじめとした咄嗟な対応が必要な場面でしっかり助けてくれます。(詳細はこちらの記事でご確認下さい。)