2022年リニューアルされた「ダンロップ SX300」シリーズ。
飛ぶ、柔らかい、回転かかる
試合で扱いやすそうな欠点のない優等生モデルでした‼️
ですが、少し物足りなさを感じた部分も。
詳細は⬇️です。
【DUNLOP】SX300 2022 インプレ・レビュー | 噂のスピン性を体感! https://t.co/hvTtrz96C3
— (@MtRyomei) February 2, 2022
まず標準モデルである「SX300」を試してみた結果上記のような感想でした。
これだけ柔くて飛びが良ければ98平方インチにしても使いこなせそう!
そんな気がしてきて今回「TOUR(ツアー)」を打ってみることにしました。
振り抜きが良くなってボールにキレや伸びを出せるんじゃ!?
という期待をしながらじっくり基礎練をしてきましたので、感想をレポートしていきたいと思います。
SX300 TOUR 2022 の特徴とスペック
2022年モデルの目玉テクノロジーである、
- SPIN BOOST+ GROMMETS
- SPIN BOOST STRINGTECH
はもちろん搭載されています。
「SX300 TOUR 2022」の特徴として、スペックの変化が挙げられます。
初代SX300 TOURは、
- 重量:310g
- フェースサイズ:100sqinc
でしたが、2022年モデルは、
- 重量:305g
- フェースサイズ:98sqinc
となっています。
若干軽くなって、フェースが小さくなりました。
SX300 TOURのスペック
SX300 TOUR スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 23〜26mm | 16×19 | 315mm |
ファーストインプレッション
305gといういつもよりちょっと重い重量のせいか、少しずっしり感があります。
ウォーミングアップのゆっくりしたボールでも打球感が少し重い(乗る)感じがありました。
だけど反発も良いため、適度な打ち心地を感じながら飛んでくれるので、
これはもしや相当打ちやすいのでは??
というファーストインプレッションでした。
ストローク
強いインパクトをすると「柔らかさ」を感じることができます。
ストリングの影響もあるとは思いますが、乗りが非常に良いので、ボールを自分のものにして打つことができました。
自分のものにする、とは「ボールをラケットでしっかり受け止めてから自分のスイングで飛ばす」イメージのことです。
弾きの強いラケットだと自分の意志より早く球離れしてしまって制御が難しいんですが、自分のものにできるとコントロールがしやすい傾向があります。
乗りが良いのにそこからの反発力も強いので、推進力がある質の良い球を確率良く打つことができました。
またこのラケットの良いところは、オフセンターでもそれほど質が落ちない点。
一般的な98平方インチのラケットって、
芯を食うとめっちゃ気持ち良く良い球が飛ばせるけど、芯を外すとボテボテになる
という性格のが多いんですが「SX300 TOUR」は少し外したくらいなら大した差がなく飛んでくれるんです。
98平方インチというスペックでこんなにアシスト力があるのはかなり心強いですね。
あと、練習相手から
「バウンド後のボールがいつもより伸びる気がする」
という評価もいただけました!
ボレー
ボレーの操作性も許容範囲。
トップライトな設計ですが、やはりちょっと重みは感じます。
ボレーボレー、ボレストといったボレー練習をした中では問題なく扱うことができました。
ボレーにおいても「食いつき感」と「スイートエリアの大きさ」は正義で、落としたい場所に再現性高くコントロールができました。
サービス
ラケット重量がスイングスピードにつながり、爽快にボールを吹っ飛ばすことができました。
初速は速いけどバウンド後に失速するわけではなく、バウンド後もしっかり伸びがあるサーブが打てました。
バウンド後にバックフェンスのいつもより高いところに当たっていたので、そう感じました。
ほんとラケットにひっつく感覚があり、その恩恵で回転もしっかりかかるから伸びが出るんだと思います。
ラケット評価チャート
SX300 ラケットフィーリングインタビュー
SX300を使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
まとめ
以上、「SX300 TOUR 2022」のインプレでした。
書いてきた通り、
- 柔らかい打球感
- 広いスイートエリア
- ボールの伸び
があって、かなり打ちやすい、良いラケットという評価です。
今度マッチ練習があるので、そこで良ければポチります!
興味があったらぜひお試し下さい!!
RA値は前作よりも上がっていますが、実際に打った感じ非常に柔らかく感じるので、打球感には直結しない印象です。