#速さが世界を変える
BLADE史上最速のV9 本日発売!詳しくはBLADE V9 特設ページへhttps://t.co/tU9DKCTb4p#bladev9#速さが世界を変える#bladeofchoice#wilsontennis#ウイルソンテニス pic.twitter.com/klfKTc8hUq
— WilsonTennisJapan (@wilsontennisjp) February 1, 2024
9代目となった新ブレードを試すことができました。
今作はスピード感を重視した設計 ⇨ (カーボンマッピングを変えラケットの剛性は上げたけど、手に伝わる感触は変えない)になっているらしく、打ってみるのが非常に楽しみでした。
約2hしっかりと打つことができたので、感想をレポートしていきたいと思います。
BLADE V9のデザインは?
今作はグリーンが綺麗で、V8の黄金虫いろから個人的にカッコ良くなったと思ってます。
シャフト部のソリッドなボックス感がたまりません。
最近のウイルソンラケットはゴテゴテにペイントされているラケットがなく、シンプルにかっこよくていい感じです。
BLADE V9の特徴は?
ブレードならではのフレーム形状「エックスループ」はちゃんと継承されています。
フープの外側は丸みを帯び、内側は平らになったフレーム形状と、スロートは外側が平らに、内側は丸みを帯びた形状の名称です。
フレームが内側に捻るように「しなる」ことで、パワーを蓄積して一気に開放することができ、パワフルなボールを飛ばすことが可能となるテクノロジーです。
もう一つ「ステーブルフィール」が挙げられます。
これは冒頭でちょっとご紹介した、カーボンマッピングの変更です。
フレームの剛性を上げ、ボールスピードを追求しながら、打感は(前作から)変わらないように調整された技術です。
詳細は以下の記事にまとめていますので、興味があったら読んでみてください。
【wilson】BLADE v9 新製品情報 | 2024年モデル
BLADE V9 98(16×19)のスペック
BLADE98 16×19 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21mm均一 | 16×19 | 320mm |
スペック的には前作から変更なしです。
ファーストインプレッション
ボックス系らしいかっちり感が印象的でした。
ですが良く飛びます。
これはウォーミングアップのボレーボレーで感じました。
98らしからぬ飛びがあってイメージより簡単に打つことができました。
ストローク
16×19ということもあってか、弾道は上げやすくスピンの効いた安定感のある球を打つことができました。
芯を喰った時の柔らかい打球感は気持ちいいですね!
食いつきと反発のバランスが良く、イメージ通りの弾道で打つことができました。
剛性が上がり面ブレがさらに抑えられた影響か、バックハンドのダウンザラインのキレがいつもよりあって、エース級のボールを少ないミスで打てました。
タッチ系のショットは最初イメージより飛ばなくてネットミスが多かったですが、力感の問題ですぐに調整できました。(タッチが難しい部類のラケットではありません)
飛びがあるので他の98よりも守備性が高いのも魅力です。
ボレー・サービス
飛びが良くて、面安定感が抜群なのでボレーはしやすいです。
305gありますけど、バランス320mmと平均的なので取り回しも普通で操作性も問題ありません。
今回の新ブレードは「#速さが世界を変える」というキャッチでボールのスピードが出しやすいというメーカーのウリでしたが、サービスで初めてそれを感じることができました。
感触としては、インパクトでグッと乗った後の飛び出しに勢いがあって前作よりも「推進力」が強いように感じました。
なので、スピード感・伸びがでて攻撃的なサービスを打つことができます。
伸びがあるので2ndでも攻められにくいボールが打てました。
まとめ
中年プレーヤーにとって良い意味で98っぽくなく扱いやすい1本だと感じました。
「98は振り抜きが良いけど守備性が。。。」
という理由で98を避けていた人にちょっと試してもらいたいです。
どのショットも普通に打ちやすく、攻撃的にも守備的にも使えるオールラウンドな1本です。
興味があったら是非試してみてください。