2020年3月から日本で発売が開始された、DIADEM(ダイアデム)ラケット。
やっと打つことができました!
今回試したのは「NOVA」というシリーズで、ラウンドフレームのパワーを重視したラケットになります。
ダイアデムからはボックスフレーム、コントロール系の「エレベート」シリーズもラインナップされています。こちらは別の機会に試そうと思います。
初打ちの感想は、
✅打球感が良い
✅アシスト力が高い
というものでした。
どんな感じで良かったのか、ショット別に詳細をまとめていきます。
NOVAシリーズの特徴は?
- FSシステム
- インパクトシールド
- HMTカーボン
これらのダイアデムオリジナルのテクノロジーが搭載されていて、
✅振動吸収性
✅捻れの抑制
の効果があるようです。
詳細はこちらにまとめています。
興味があったらどうぞ!
デザイン
シンプルで個人的には好みなデザイン。
(試合前の)ラケットトスが難しそう・・
スペック
NOVA スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23.5mm | 16×19 | 320mm |
ファーストインプレッション
ドキドキしながら初打ち。
ウォーミングアップでは、
- 「あっ、中身詰まってる」
- 「弾きはそれほど強くない」
という印象を持ちました。
「パワー重視型のラケット」と謳われている割にコントロール性も良さそうです。
ストローク
ストリングの影響もあると思いますが、引っかかる感触があり自然に良い回転がかかってくれました。
さらに、身の詰まった「キュッ」とした打球感が気持ち良く、癖になりそうです。
この「キュッ」が感じられるラケットは競技者スペックのラケットに多く、良いインパクトができた時に味わえるご褒美?的なもの。
それが私程度の普通のスイングでも現れてくれるのがいいですね。
この打球感と引っかかりの相乗効果で、「バウンド後伸びてそう」なボールが打てていたと思います。
反発具合がちょうど良いので、アウトを怖がらずに前へスイングできていたのも要因かもしれません。
ボレー
ボレーでは、
「スイートスポットを外した時のアシストが良い」
という印象が強く残っています。
良い突き玉を食らってスイートスポットを結構外した感覚があっても、相手コートにはなんとか返ってくれ、可能性をつなげることができました。
また、遠くてギリギリ届いたボールに対しても同じ感じで助けてもらっている感覚がありました。
スイートスポットで捉えられた時は、
✅適度な反発(飛び過ぎない)
✅身の詰まった良い打球感
✅良好なコントロール性
これらの要素を感じながら打つことができました。
「ミートした時の反発は抑えめだけど、ミートできなかった時に助けてくれる」
そんな印象を受けました。
サービス
弾きの強いラケットに比べると、スピード感はそれほどありませんでした。
回転のかかりは良く、スライスはよく変化してくれました。
スピンサーブも理想に近い(本当はもうちょい跳ねて欲しかったけど・・)のが打て、攻め込まれない球が打てたと思います。
サービスは大きくスイートスポットを外すことがないので、ボレーで感じたような恩恵は特にありませんでした。
ラケット評価チャート
まとめ
✅身の詰まった締まりのある打球感(気持ち良い!)
✅スイートスポットを外した時のアシストの高さ
この2点が特徴的なラケットだと思います。
「回転性」「操作性」も高く、バランスも良い感じ。
幅広い層に気に入られそうな、完成度の高いラケットだと思います。
興味があったら是非試してみて下さい。