先日ご紹介したドミニク・ティエム選手が謎の白いラケットを使用する前に使っていた、ピュアストライク(PURE STRIKE)を試打することができましたので、感想を記事にします。
キャッチフレーズ『ファーストストライカーのためのライジングラケット』が体験できるでしょうか・・・
バボラ ピュアストライク インプレ
デザイン
蛍光オレンジとブラックの組み合わせで強そうに見え、攻撃的な印象を受けます。
フレームはボックス形状となっていて、強そうな色との相乗効果でハードヒッターだと思わせることができそうです。
ちょっと余談
フレームのボックス形状とは、フレームの断面が四角い作りの形状を指します。断面が丸みを帯びている形状をラウンド形状と呼びます。
ボックス形状はラケットがしなって食いつきを感じることができ、ラウンド形状はボール弾きが良いという特徴があるといわれています。
スペック
スペック | |||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス |
290g | 100平方inc | 27inc | 21-23mm | 16×19 | 320mm |
試打できたのはピュアストライク100の軽い方です。シリーズの中では最も楽なスペックでしょうかね。
ほぼほぼ黄金スペックで、独特なクセはなさそうです。
ファーストインプレッション
ボックス形状の影響かREVO 3.0に比べしなりを感じます。
しかし、くわえ込みすぎず球が離れて行くように感じました。
打感はツアー系のに似ていますが、スイートスポットを外した時のアシストはまあまああります。バボラのウーファーのおかげでしょうか。
なので、少し敷居は低いと思います。誰でも使えるでしょう。
ストローク
ほぼ黄金スペックなので、違和感はなく操作できました。
芯を食えば相手のストロークのパワーを利用した、ショットが放て攻撃力があがるように感じます。
REVOと最も違いを感じたのは、カウンターショットです。振られ走らせれた時のバギーウィップショットのキレが非常に良かった!
面のブレを感じることなく、スパンと狙ったところにコントロールでき、かなり感動しました。
ライジングラケット、少しだけわかったかも・・・
ボレー
ボレーも面ブレを感じずにしっかりアンダースピンをかけて打つことができました。
球離れが良いので、キレも良かったと思います。
ツアー系のシビアラケットではないので、多少スイートスポットを外しても、そこそこ飛びます。
サービス
しなり過ぎて球が飛んでいかないこともなく、球離れが早すぎで正確にコントロールできないということもなく、しなりと球離れのバランスが非常に良いと思います。
バウンド後の伸びもあるように見えました。
良い意味でこれといったクセは感じませんでした。(自分の理想通りのサーブが打てたのでクセを感じなかったのかもしれません)
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2017/02/07 追記
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