ヘッドの人気ラケット 「スピード」 シリーズが2024年バージョンアップして登場することがわかりました。
スピードと言えばジョコビッチを筆頭に、近年ではシナーといった若手が使っている人気モデルで、2023年のATPツアーファイナルがスピード対決だったのも記憶に新しいですね。
フォーブス・アメリカの調べで、2023年世界で最も売れたラケットにこのスピードが選ばれたという情報もあります。
そんな超人気ラケットの新型、どんな進化をしたのか情報が公開されましたので、整理してまとめていきたいと思います。
スピードシリーズ 進化の歴史について
スピードは2009年に誕生して、今回のリニューアルで9代目となります。
ぼくの中では新しいラケットなイメージがあるのですが、ヘッドラケットの中では、プレステージ、ラジカルに次いで歴史の長いラケットになるようです。
今メインラケットとして8代目スピードの黒モデルを使っているのですが、スピードならではの打球感として、
- 厚く当ててハードヒットした時は身の詰まった打球感
- 薄めに当てて回転を重視した時は柔らかめの打球感
が感じられて、ちょっと不思議なんですが、扱いやすいんです。
スピードの歴史についてはこちらで詳細をまとめていますので、興味があったらどうぞ!
スピード2024のデザインは?
見た目の印象は8代目と大きく変わらないですね。
ホワイトとブラックのバランスが少し変わっているくらい。
スピードのロゴフォントも少し変わっているかな。
スピード2024の特徴は?
大きく次の3つの変化が入りました。
- オーセチック2の搭載
- ペイント(ラケット塗装)の変化
- スペックの微調整
①オーセチック2はプレステージ2024から取り入れられた新技術。
画像の通り、グリップエンド部分にもオーセチックが搭載され、より雑味のない打球感が期待できます。
②今作はスイスのカーボン塗装専門会社「ベルラック社」とコラボレーションして、ソフトタッチ塗装(ベルベットのような柔らかい印象の塗装)となりました。
数年前に某社にあったような塗装なのかな?
③スペックの微調整については、この後まとめます。
スピード2024のラインナップとスペックは?
- SPEED PRO
- SPEED MP
- SPEED MP L
- SPEED TEAM
上記4機種展開となる模様です。
それぞれのスペックはこちら。
SPEED PRO | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 18×20 | 310mm |
SPEED MP | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 320mm |
SPEED MP L | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 325mm |
SPEED TEAM | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
270g | 105平方inc | 27.2inc | 24mm | 16×19 | 325mm |
主な変更点を挙げると、
まず「PRO」のバランスポイントが5mm手元に寄りました。
高速化するテニスに対応するため、操作性を向上させるための改良です。
「MP L」もちょっと重くなってバランスが手元に寄りました。
そして「TEAM」は、ほぼ全て見直されていてほぼ新スペックと言って良いラケットです。
まとめ
以上、スピード2024の新製品情報でした。
打ち心地がどう変わっているか興味深いですね。
発売は2024/1/18が予定されています。
楽しみに待ちましょう!!