SRIXON のスピン系黄金スペックラケット、REVO CVシリーズの後継機がいよいよ発表されました。
ダンロップ「SX」シリーズ解禁!
前作の「REVO CV」シリーズからモデル名を変更し「SX」シリーズに!
スピンラケットの常識を覆す #スピンを変える ラケットが完成!
#SXシリーズ #dunlopday pic.twitter.com/kiETagqhMK— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) September 27, 2019
REVO CVシリーズは、
- SRIXONならではのマイルドな打球感
- 適度な飛び
- 高いスピン性能
とバランスが良く、初心者でも扱いやすいモデルとして人気がありました。
それが今回「DUNLOP」ブランドになって、「SX(SPIN EXTREME)」シリーズとして発売されることになりました。
新テクノロジーなどが発表され、確認してみたところ、すぐにでも試してみたいと思う面白そうな工夫がありました。
本記事では、新作のデザイン、ラインナップとスペック、魅力的な新テクノロジーについて整理していきたいと思います。
新作のデザイン
CXシリーズと同様のデザイン。
キャラクターカラーが、REVO CVシリーズよりもグリーンっぽくなっているように見えます。
すごくかっこいいですね。タイプです。
新テクノロジー
- スピンブーストテクノロジー
このラケットの最大の特徴だと思われる新テクノロジー。
フェーストップ部にストリングの可動域と可動方向が異なるグロメットを配置し(画像の矢印参照)、オフセンター時のボールの食いつきやストリングの動き方を最適化するというものです。
センターよりも上(画像の上側のボール)でインパクトした場合、ストリングのスナップバックを小さくしボールが持ち上がらないようにしたそうです。
ここから引っかかってボールを上げてしまうとコート内に収まらないから。
逆に、センターよりも下でインパクトした場合は、しっかり引っかかって持ち上がるようになる。
というのがこのグロメットがもたらす効果です。
これは一刻も早く試してみたいですね。
- Infinergy®を搭載
フレームの「10時」と「2時」の位置に高反発ウレタン素材である「インフィナジー」を搭載。
- 反発力の増幅
- メンブレ抑制
- 衝撃緩和
という効果があるそうです。
- パワーグリッドストリングテック
ストリングのマス目を最適化させたテクノロジーです。
- フェース上部(先端部)を大きめに
- 中心部を細かめに
調整したようです。
先に挙げたスピンブーストテクノロジーと、どんなコラボレーションを魅せてくれるのか・・・
楽しみです。
- Vエナジーシャフト
REVO CVシリーズから継承された、スロート部分の窪み。
この窪みがボールの「食いつき」と「パワー」を与えてくれるそうな。
個人的には、窪みを触っていると落ち着くので、精神安定剤的な効果もあるかも・・
ラインナップとスペック
ラインナップは以下の通り。
- SX300 TOUR
- SX300
- SX300 LS
- SX300 LITE
- SX600
それぞれのスペックはこちら。
SX300 TOUR スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 100平方inc | 27inc | 23-26-23mm | 16×19 | 315mm |
SX300 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-26-23mm | 16×19 | 320mm |
SX300 LSスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
285g | 100平方inc | 27inc | 23-26-23mm | 16×19 | 325mm |
SX300 LITE スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
270g | 100平方inc | 27inc | 23-26-23mm | 16×19 | 330mm |
SX600 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
270g | 105平方inc | 27.25inc | 23-26.5-23mm | 16×19 | 335mm |
やはり、黄金スペックの「SX300」が気になります。
まとめ
以上、DUNLOPの新作、「SX」シリーズの情報のまとめでした。
スピンブーストテクノロジー、ものすごく気になります。
デザインも良いし、またひとつ楽しみができました。
発売は、2019年12月だそうです。
実際に打つことができました。
詳細な感想はこちらです。
予約始まってます
DUNLOP SXシリーズ Q&A
SXシリーズってどんなラケット?
SRIXONブランドCVシリーズの後継機になります。「Spin Extreme」をコンセプトに回転の掛けやすさを追求したラケットです。(詳細はこちら)
SXシリーズの特徴は?
「スピンブーストテクノロジー」と呼ばれる新設計のグロメットが搭載されています。これによりボールの喰いつきやストリングの動き方が最適化される効果があります。(詳細はこちら)
SXシリーズのラインナップは?
フェース面積100が4機種、105が1機種、計5機種がラインナップされています。(それぞれの詳細スペックはこちら)
SXシリーズの感想は?
爽快で適度な反発とボールを包み込むような柔らかい打球感が印象的でした。(詳細なインプレはこちらの記事をご覧下さい。)