これまでは、黄金スペックや競技者向けのラケットが好物で色々使ってきましたが、40歳になり、だんだん軽量ラケットに魅力を感じるようになりました。
現在メインで使っているラケットも285gの軽量モデルでして、以下のような長所短所を感じています。
- 圧倒的な操作性
- 軽さを生かしてしっかり振り抜ける(←回転がかかる)
- バウンド後の伸びが弱い(←練習相手談)
「物足りない点」については、現在メインで使用しているラケットの285gと300gの打ち比べをした時に、相手から言われた内容です。
これを補うには、「もう少しパワーのあるラケットを使ったらどうだろう?」と妄想が膨らみ、白羽の矢がたったのが、「DUNLOP CX400」です。
パワーのある軽量ラケットはどうなんだろうか?
というわけで、初めての #CX400
壁で軽く打った感じは、
✅独特のくっつき感(乗り)
✅振動の少なさとともに初速のあるボールが飛ばせました。
これから対人で試します。 pic.twitter.com/LlbBEWeyQu
— ryomei (@MtRyomei) February 15, 2020
対人でもCX400の良さを感じることができたので、ショット別に詳細をまとめていきたいと思います。
CX400ってどんなラケット?
〜DUNLOP POWERED BY SRIXONラケットの発表〜
2009年に登場したスリクソンラケットは、来年度からダンロップと1つになり、#WEAREONE の精神で 新たな展開を開始し、その第1号モデルとなるダンロップ「CX」シリーズを12月に新発売します。‼️#journeyforperfection #dunlop pic.twitter.com/Sgp0hQHtfz— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) September 27, 2018
「Control Extreme」→コントロール性を重視して、新生DUNLOPから発売されたラケットで、CX200の軽量モデルになります。
(CX200同様)、ストリングパターンに特徴があって、中心部と先端部で目の粗さがだいぶ異なっています。
こうすることで、中心部の最大反発性を保ちながら先端方向の反発性を高める効果があるようです。
デザイン
スペック
CX400 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
285g | 100平方inc | 27inc | 24mm均一 | 16×19 | 330mm |
現在メインのラケットとスペックの数字だけ比べると、違いはフレーム厚のみです。
ファーストインプレッション
まず285gの割には結構ズシッとくる印象がありました。
フレーム厚の影響でしょうか・・・?
ウォーミングアップの弱い当たりでも、ダンロップラケットならではの「柔らかい」「マイルド」な打感をしっかり感じることができます。
特にボレーでは「弾き」が強く感じられ、パワーがありそうだなと期待が高まります。
ストローク
インパクト時に「グシャ」とボールが潰れるような感覚があり、そこから勢いよくボールが弾き出されてく感じで飛んでいきます。
ラケットのしなりで「乗る」感覚ではなく、フェースの撓みで「包み込む」感覚が強いです。
CX400のRA値は「72」と結構固めですが、打球感は柔らかく、ちょっと不思議な感じです。
回転を意識して擦ってしまうとかすれ球になってしまい、せっかくのパワーを活かすことができませんでした。
しっかり前に振り出したフラットドライブ系のボールだと、ラケットのパワーが乗ったイキの良い球を打つことができました。
フレーム形状が縦長な影響か、オフセンターでのインパクトでも面が暴れないのも良かったですね。
ボレー
- ブレない面
- 飛びすぎない反発
- 柔らかい打球感
これでボレーが打ちにくいはずがありません!
テニスがボレーだけだったら間違いなく即買いしているレベル。
一瞬面で柔らかく包んでから解放してくれるので、打っていて気持ちが良いですし。
ボレー重視のプレーヤーにはいち押しです!
サービス
サービスに関しても、面ブレの少なさから、狙ったコースへの再現性が高いところが高評価でした。
軽量にしてはヘッドの走りが良く、自分の感触としては結構スピードも乗り、攻撃的なゲームが展開できたと思います。
きっと縦長フレームの恩恵かと。
スピードとコースの変化での組み立てがやりやすいラケットで、回転での大きな変化はちょっと私の技術では難しかったですね。
ラケット評価チャート
まとめ
- フラットドライブ系のボールで威力を発揮
- ボレー最高
- ヘッドの走りが良くサービスにスピードが乗る
が私の評価です。
面ブレの無さと反発の強さを生かせる、
「ライジング系ショットからのボレー勝負」系プレーヤー
に好まれそうなラケットです。
興味があったら試してみて下さい。
参考情報
新型CX400(2021年モデル)のインプレはこちらです。
よりパワー感が増している印象でしたよ!