先日出場した市民大会シングルス。
何とか初日は勝ち抜けたものの、初戦の出だしがあまり良くありませんでした。
市民大会レベルの試合だと1setマッチがほとんどで、試合の出だしがかなり大きな要素を占めます。
参加人数が多かったりすると、集合時間に到着したにも関わらずものすごい時間待たされたりすることが多く初戦の入りは結構難しいと思います。
今後の試合に備え、初戦から良い入りができるようにするための方法を考えてみたいと思います。
草トーと市民大会の違い
同じ『試合』ですが、私の場合市民大会等で勝つ為に草トーで経験を積もうと考えていて、草トーの方がその日どんなプレーを試そうか(どのようなプレーをするか)明確になっています。
その為、草トーは勝ち負けよりも自分のプレーを貫く方に主眼を置いている気がします。
(そりゃもちろん勝ちたいですが・・・)
一方市民大会は、『勝ちたい』方が優先され、自分がどんなプレーをするかというビジョンが不明確になってしまうように思います。
今回ダメだった初戦の入り方は・・・
今回の初戦は相手がどんなプレーをしてくるのかと様子見から入ってしまい、自分がどういうプレーをするか不明確な状態で、相手のボールに合わせただ返している(様子見という名の無計画プレー)だけでした・・・
結果、よく分からないまま0-2、いきなり劣勢です・・・
次の私のサービスゲームで、たまたま1stサービスが良く入ってくれて甘くなったリターンを叩いてポイントを重ねることができ、1-2となりました。
ここで、『自分からポイントを取るプレーをしなくては!!』ということに気が付き、普段の草トーと同じように自分がすべきプレーを明確にできて6-2で勝利。
無計画プレーがいかにダメかということを実体験で痛感しました。
次戦のシード選手戦は考えを改め・・・
展開の早いプレーをする選手だったので、事前に以下の作戦を立てました。
- ボールスピードを落として自分からのアンフォーストエラーをしない
- 浅くなったらハッタリでも前へ出て攻める気持ちがあることをアピール
作戦が明確だったことで自分が迷いなくプレーできたことと、作戦がハマったことで序盤で4-1リードすることができました。ワンブレークですが1setマッチでは少し気持ちが楽になるスコアです。
4-1以降はシーソーゲームでしたが、序盤のリードが効き勝利することができました。
次戦も同じ作戦で臨んだが・・・
シード選手に勝てた作戦だったので次も同じ作戦で臨みましたが、次の相手は展開の遅いタイプでお互い山なりなボールで長いラリーになる展開となりました。
無理して打ってミスをすると相手の思う壺だなーという感触。
ゲーム展開も2-2とシーソーゲームです。
ここで一旦スピン一辺倒をやめて、スライスで弾まない球を混ぜたところ、2本連続でガシャってミスをしてくれました。
おやっと思い相手のフォアグリップをよく見ると、かなり厚い握りです。(気づくの遅い・・・)
ここで弾まないスライスが有効と確信し、スライス・スピンを混ぜて浅くなった球は前へという作戦に変更。
これが功を奏し6-2で勝利。
勝ち残りが決まりました。
まとめ:結局試合の入りを良くする為に必要なこととは?
試合の入りがダメだった初戦と、入りが良かった2戦目大きな違いは、『計画があるかないか』です。
この計画は試合の入りを良くする上で欠かせない要素と言えるでしょう。
相手の様子を伺うのももちろん重要ですが、自分のすべきプレーが明確になっているのが前提であると思います。
3戦目は計画したプレーの上にスライスショットを混ぜられたので効果があったのではないかと分析しています。
次回は初戦から自分のすべきプレーを明確に持ち、序盤で主導権が取れるよう準備をして臨みたいと思います!