テニスの試合慣れとは結局何なのか?其の2〜敗戦からの考察

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前の投稿からの続きです。

草トーにありがちなルール、6ゲーム先取のノーアドバンテージの試合で、自分のサービスゲーム 5-5 40-40 でダブルフォルトで負けるという若干ショッキングな敗戦を経験し、同じことを繰り返さない為にはどうすれば良いか検討してみたいと思います。

良く試合慣れしていないから試合経験を積もうとか、確実に入るセカンドサーブを身につけようという方法を目にしますが、私の場合、もっと深く考えないとダメそうです。

具体的には自分視点のみの試合慣れではなく、相手のタイプや試合展開を考えた試合慣れです。


試合慣れの過程

テニスの試合に初めて出るところから、大体次のような過程でステップアップしていくと思います。

  1. 試合の雰囲気に慣れる
  2. 試合に使える球を見極める
  3. 展開を考える
  4. 自分の勝ちパターンを構築する
  5. いくつかの勝ちパターンを準備しバリエーションを持つ

試合会場で日焼けしたごつい選手を見るとみんな強そうに見え、会場から逃げたいところから始まり、試合経験を重ねることで試合に勝つ経験もでき、だんだん恐怖感が緩和していきます。

この緩和は試合慣れの効果で必要なものですが、これだけでは視点が自分だけで、相手のことや試合展開が考慮されておらず、ちょっと足りません。

相手と試合展開を考慮した試合慣れ

  • 自分より明らかに技術が上で何をやっても通用しない
  • 自分より技術は劣っているように見えるけど緩い球がミスなく返ってくる
  • 技術的にトントンで競る
  • etc

自分より明らかに上手な人に真っ向勝負しても勝つ可能性は低いです。どこか弱そうな部分を見つけそこを突いていく必要があります。
弱点を見つけ出すことも大切な試合慣れです。自分視点の試合慣れだけでは意外と見つけられない部分です。

緩い球をミスなく返してくる相手(俗にいうシコラー)も手を焼きます。自分がミスを連続して重ねても折れない心を持ち、自分が構築したプレーを貫くことが必要です。
これも実際にミスらない人と試合をして経験しないと慣れていかないものです。

技術的にトントンである相手に対して競った展開となった時に大事なポイントをとる嗅覚?を養うことも経験が必要です。(私に足りない部分)

このように相手と試合展開に合わせて自分の構築したプレーをすることができるようになって本当の試合慣れと言えるのでしょう。

自分に足りない試合勘

先日の草トーでは、ストロークが強い相手に叩かれたり、振り回されたり、防戦の展開となってしまいました。
4-4位からサーブに頼りはじめ、序盤は確率と感覚が良く打てていたものが、感覚が悪くなり確率も落ちてしまい、最後まで修正できませんでした。

競ってきた緊張感の中でのサービス慣れが足りていなそうです。

普段のテニスオフや試合練習で競る展開となってもサービスは普通に打てていたので、大丈夫だと思っていたのですが、賞状1枚だけでもかかっていると重圧が違うようです。

自分の中ではサービスは得意な方なので、競ってきたからただ入れるだけにする方針ではなく、競っても攻めていけるサービスを入手する方針で行こうと思います。

普段の試合練習からこの敗戦を意識し、サービスの確率を意識してコースをつく練習を重ねてみたいと思います。

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