“I wanted a fresh start and I’m happy that I’ve found a racquet I really trust.” – @geniebouchard
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— Yonex Tennis (@yonex_tennis) 2018年9月25日
YONEXの新作、VCOREシリーズを「98」に続き「100」も打つことができました。
新作に搭載された新テクノロジーや特徴については、先日投稿したこちらの記事にまとめていますので、詳細を知りたい方は先にこちらをどうぞ。
本記事では、先代の「VCORE SV100」とどのように変わったのか、サイズ違いの98とどう違うのか、を中心にレビューしていきたいと思います。
デザイン
98と比べるとフレームに厚さを感じますね。
フェース面積は2平方incしか変わらないのに、見た感じ結構大きいです。
スペック
スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 24-25-22mm | 16×19 | 320mm |
定番の黄金スペックとなっています。
「VCORE SV100」とほぼ同様のスペックです。
フレーム厚のみ少し変更になっていて、SV100は「25-25-22mm」でした。
ほんの少しだけ薄くなっているようです。
振り抜き感向上のため・・・かな??
ファーストインプレッション
思ったより飛ばずに、少し硬めの打球感です。
この感覚は98を打った時にも感じたもので、前作SVシリーズと比較すると反発力は確実に落としてありますね。
ストローク
前作同様回転は良くかかります。
相手のバックに大きく弾ませるムーンボールがかなり好感触でした。
ストリングにしっかりと引っ掛かってくれて高弾道で弾むショットが安心して打つことができます。
バックハンドでは、ショートクロスが良かったですね。
飛びが抑えられている分、強く打っても入ってくれそうという気持ちになれるので、回転をかけてガンガンストロークを打っていきたい人に好まれそうです。
ただ個人的に振り抜き感がちょっとイマイチ。
今のメイン「VCORE PRO97」がトップライトなラケットなので、それと比較するとフォロースルーが少し重く感じます。
98を打った時は感じなかったので、振り抜きは98の方が良いと言えると思います。
ボレー
操作性が良く、程よいラケットアシストがあり、普通に打ちやすいものでした。
SV100ほど簡単に飛ばせないので、深さを出すにはちゃんとフォロースルーをとって運んであげる必要があります。
ボレーに関しては98と大きな差は感じませんでした。(鈍感なのかな・・・)
サービス
引っかかりがものすごく良く、スピンサービスでは大きな変化を出すことができました。
もちろんスライスサービスの変化も出すことができます。
ただ、インパクト後、思ったようにラケットが走らず「威力」という面ではあまり満足ができませんでした。
回転を駆使して緩急で試合を作るような方は「100」を選ぶとすごい武器になると思います。
ラケット評価チャート
VCORE ラケットフィーリングインタビュー
VCORE (SV)を使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
新型VCOREはVCORE SVと同じページで管理したいと思います。
まとめ
VCORE SV100との違い
やはり飛びが抑えられていることが最も大きな違いです。
強打をコントロールしやすいメリットがある反面、体から遠い力の入りにくいショットではデメリットともなります。
「SV100は飛びすぎる!」と感じている人は欲しくなっちゃうと思います。
VCORE 98との違い
前作は「100」と「98」には大きな差がありました。
今作はその差がなくなっているように思いました。
振り抜きを重視する方は「98」を、回転を重視するのであれば「100」をという感じです。
余談
今回の試打ラケットにはYONEXの「REXIS(レクシス)」が張られていました。
全米オープン女子シングルスに優勝した、大坂なおみ選手がポリツアープロとハイブリッドで使っているストリングとして最近有名なやつです。
ナイロンマルチらしい柔らかい打球感で結構好きでした。
今度「なおみ張り」試してみよう!
2021年に新型VCOREが発売されることになりました。
新製品の情報とインプレはこちらです。
興味があったら是非試してみて下さい!