2022年秋発売の注目モデル、ピュアアエロ 2022。
全米オープン前哨戦あたりから、トッププロ使用のデザインも2022へとチェンジしていきました。
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— Tennis Hot Spot (@TennisHotSpot) August 30, 2022
新作はアエロには珍しくグロス加工が施されていて、歴代アエロの中で一番かっこいいのでは?と個人的に思っています。
早速実機を打ち込んできたので、感想をレポートしていきたいと思います。
目次
ピュアアエロ 2022のデザインは?
ガンメタイエローでかなりいいデザインですね!
ピュアアエロ 2022の特徴は
モールドはこれまでのものを踏襲しています。
既存ファンも多いモデルですし、形状はほぼ完成系なのでしょうね。
進化ポイントもあって、
- ストリングパターンのセンターフォーカス(300g)
- FLAXシートの搭載
上記が新たに取り入れられました。
コントロール性の向上と、打球感・打球音の快適性を追求した技術です。
詳細はこちらの記事をご覧下さい。
ピュアアエロ 2022のスペックは?
ピュアアエロ 2022 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-26mm | 16×19 | 320mm |
スペック値は不動です。
ファーストインプレッション
目が細かくなった影響か、スピン系ラケットっぽい「チョリッ」と言う引っかかりが弱くなっている印象です。
前作(2019年モデル)はもうちょい引っかかりました。
打球感はしっとり感が増して、気持ち良くなったように感じます。
弾きの良さはしっかり継承されていて、ボレーボレーではしっとり打感との相乗効果で快適に打つことができました。
ストローク
ウォーミングアップではストリングへの引っかかりが弱かったので、弾道が上がりにくいのではないかと少し不安を感じながら打ち始めたストローク。
結果的には、普通にしっかりと弾道が上がってくれて安定した軌道で打つことができました。
ジョリッとストリングに引っかかる感じはないのですが、インパクトでストリングのたわみがあるので、そこで回転をかけられているのだと思います。
弾道の上がりすぎによるアウトが少なかったのは、ピッチが細かくなったことによるコントロール性の向上ですね。
シャフト剛性の高さが流石で、面の安定感も抜群。
これもコントロール性の高さに寄与していると思います。
ボレー
身の詰まった感触ですが、反発があるので、割と楽に返すことができるラケットです。
「身の詰まった感触で全然飛ばない」という競技系ラケットを打ったことがある方ならイメージがしやすいと思いますが、あの詰まった感覚がありながら結構飛ぶという印象。
反発はあるけど飛びすぎるそれではないので、「楽ではないけど扱いやすい」と言った感想です。
26mmという中厚フレームが効いてるんだと思います。
ただやはり他のショットに比べるとオフセンター時のシビアさはボレーが一番感じましたね。
小細工よりもミート重視でいった方がラケットの良さが出せそうです。
サービス
一瞬の食いつきから、すごい反発がもらえてかなりのスピードのサービスを打つことができました。
スピード感もさることながら、スライスサーブの角度もイメージよりエグく入りました。
面の暴れも少なくて、狙ったところに再現性高く落とすことができ、試合で活躍しそうな予感です。
そして、音。
しっとりとした少し低めの打球音で、ボールをしばく乾いた音が鳴ってくれるので、打つ方のモチベーションも上がります。
昔はかなり金属的だった印象のラケットですが、ここまで進化するとは、、おそれいれいます。
ラケット評価チャート
ピュアアエロ ラケットフィーリングインタビュー
ピュアアエロを使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。皆どのような感想を持っているのでしょうか!?
*2022-11-20追記
ピュアドライブ からピュアアエロ 2022へ変更した元プロ選手へのインタビューを追加しました。
まとめ
シャフト剛性の高さ、細かくなったストリングパターンから打ち出される「再現性の高いスピン弾道」
が特徴で、やはりベースラインで主導権を握っていくスタイルのプレーにハマると思います。
ストロークで試合を支配したい方、是非試してみて下さい!
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【特集】ピュアアエロの歴史
2022年モデルの発売を記念して?これまでのピュアアエロの歴史をまとめてみました。
どんな進化を遂げてきたのか興味があったら読んでみて下さい。
兄弟ラケット、ピュアドライブとの比較記事はこちらです。
【Babolat】ピュアドライブとピュアアエロを徹底比較