新型VCORE PROで最もアツいと呼び声の高い「VCORE PRO100」を打つことができました。
最年長ATPランカーとして有名な松井選手も絶賛しているモデルです。
Merci @ATPChallenger https://t.co/fJGWMaDy7X
— Toshihide Matsui 松井俊英 Professional Tennis Player (@MatsuiToshihide) September 10, 2021
「パワー」と「コントロール」と「操作性」のバランスが良い100というフェースサイズに加え、今作は前作よりもフレーム厚が2mm厚くなっていて、「パワー」が増していそうなスペックになっています。
それでは早速、使い心地をレポートしていきたいと思います。
VCORE PRO 2021年モデルの特徴
新型モデルはシャフト部に改良が施されていて、
- 現行モデルよりシャフトを長く設計した「FlexCon System(フレックスコンシステム)」
- 樹脂に衝撃吸収材を添加した「Flex Fuse(フレックスフューズ)」
この2点が大きな変更です。
また、初代VCORE PROから使用されていた「Namd」が進化して「2G-Namd Flex Force(ツージーエヌアムドフレックスフォース)」となりました。
しなり戻りの復元力が向上しているようです。
特徴の詳細はこちらの記事をご覧下さい。
VCORE PRO100 2021のスペック
VCORE PRO 100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 320mm |
冒頭に触れた通り、厚くなったフレームが前作と違うポイントです。
ファーストインプレッション
まず、持ってみた感じ「厚い」です。
まぁ「VCORE PRO」にしては。。。ですけど。
ウォーミングアップのショートラリーでは、引っかかりの良さが印象的でした。
ストローク
厚くとらえた時の、しなり感とそこからの反発性は気持ちが良いの一言。
で、ショートラリーでも感じた回転性があるのでコートにちゃんと収まり、フラットドライブ系のボールの精度が高かったです。
たまたまかもしれませんが、ランニングショットでのパスが絶好調。
球のスピードと回転がちゃんと両立してくれて、自信をもって振りぬくことができました。
弾道をあげようと薄めの当たりになると「97」ほどではありませんが、硬さが顔をだしてきます。
スライスも同じで、厚く捕らえられたときは自称糸を引く系の良いスライスが打てますが、薄くなると乗りが弱くなり、糸を引けませんでした。
インパクトの面の精度が大事なラケットです。
ボレー
重量300g、バランス320mmと扱いなれたスペックでしたので、操作性については文句なし。(可もなく不可もなく)
ボックス系ラケットのボレーって、自分の足で運びこまないと深く打つのが難しいイメージがあるのですが、このラケットは23mmになった恩恵か、ちょっと楽できる感じです。(中厚モデルほど楽ではないですが・・)
厚く捕らえたミドルボレーでも吹っ飛びすぎることはないので、攻撃的にプレーができました。
サービス
スピンサービスが良かったですねぇ。
シャフトのしなりでボールがフェースにくっついてくれるので、強いスピンをかけることができました。
アドサイドからワイドに逆跳ねでエースなんてしばらくとった記憶がありませんが、このラケットでは2本(試打した1.5hのマッチ練だけで)もとれました。
スライスサービスもほぼイメージ通り打てたのですが、スピンがイメージ以上に打てたので印象が弱めw
キープもしっかりできたし、サーブを起点に良い展開が作れたと思います。
ラケット評価チャート
まとめ
以上、VCORE PRO100 2021のインプレでした。
- 回転とスピードのバランスがとりやすい(厚く捕らえることが前提)
- 前作よりアシスト強め
- スピンサービスが最高
こんな評価です。
スピンサービスが得意な方に是非ためしてもらいたい1本です。
レベルアップしちゃうかもしれませんよ!
興味があったら是非試してみて下さい。
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別スペックのインプレはこちらです
別スペックとの比較をしてみました。
試合で使いたいのは・・・