ここ最近ストリングをゆるく張ってプレーをしています。
どのくらいのテンションかというと、
- これまで:48ポンド
- 最近:40ポンド
と、結構落としました。
ちなにみストリングはポリツアープロ125です。
これまでは120がメインでしたが、飛びすぎを考慮してちょっと太めを選びました。
今回は僕がゆるゆるストリングを試してみた「理由」、実際に打って感じた「メリット・デメリット」をまとめてみたいと思います。
テンションを落とした理由
「ボールが浅くなる」
これを改善したくて、緩く張れば少しは飛びが良くなるんじゃないかという期待を込めて試してみました。
浅くなる原因の8割以上は技術なんでしょうが、少ない方に変化を入れて実験ですw
プレー直後の感想
今回ストリングをゆるゆる(40ポンド)で張ってみた。
軽く当てるだけで楽に飛ぶし、回転量がアップしたように感じ、ストロークは良い感じ。
だけど、サービスのコントロールが難しくなり、武器であるワイドへのスライスがイマイチ。
サービスの感覚が掴めれば、プレーのレベルが上げられそうな予感
— (@MtRyomei) September 10, 2022
このツイートがゆるゆるストリング初打ち後の率直な感想です。
良さも悪さも感じることができました。
詳細を深堀りしてみます。
テンションをゆるめにすることのメリット
- 軽い力で飛ぶので、力みなく打てる
- 回転が掛かりやすい
- オフセンターでも飛ぶ
ゆるくすると当然ストリングが撓みやすく、そして動きやすくなるので、「飛び」「回転」が良くなります。
その影響で打球感は柔らかくなりますが、ボールは少し重く感じます。
この恩恵はオフセンターでのインパクト時も享受でき、差し込まれた場面でのアシスト力も向上します。
ボールの威力という面でゆるく張ることのメリットは大きいですね。
テンションをゆるめにすることのデメリット
- コントロールが難しい
- ストリングが暴れる?
諸刃の剣といいますか、よく飛ぶ分コートへ収めるコントロール性が下がります。
あと、インパクトでのストリングの引っかかり感、たわみ感が安定しないように感じ、同じように打っているのに感触に差があるように感じました。
特に強いインパクトをするショットで。
僕の場合はサービスですね。
今使っているラケット(SX300ツアー)はストリングパターンが粗め(ストリングが動きやすくスピンがかかりやすい)なので、ゆるく張ることでストリングが暴れてしまうのかな?と分析しています。
ピッチの細かいラケットの方がゆるストリングに向いていると想定します。
プレーへの変化は?
悩みであったボールの浅さは少し解消。
楽に飛ぶので力みが取れてストロークミスが減りました。
サービスは以前のようにエースを狙うような強いインパクトをすると定まらないので、7割くらいの力感で打つと狙えるようになりました。
「楽に打つ」ことでメリットを生かすことができるので、プレーが落ち着いてきたというか焦らなくなった、という変化を感じます。
まとめ
以上、実体験からゆるゆるストリングのメリット・デメリットをまとめてみました。
- 若い頃のようなスイングスピードが出せなくなった人
- ストリングパターンが細かいラケットを使っている人
プレーヤー自身やラケットのパワー不足を補ってくれるのが最大のメリット。
もう少しボールを飛ばしたい、もう少しアシストが欲しい
とお考えの方にオススメできます。
心当たりがあったら、ぜひ試してみてください!!