先日まで使用していた「ポリツアースピン120」が切れてしまった為、「ポリツアープロ120」を張ってみました。
ストリングを変更した大きな理由はこちら。
- 打球感を柔らかくしたい
- もう少し楽に飛ばしたい(反発力が欲しい)
簡単に言うと、ポリツアースピンは私の力量では厳しいモデルだったからです。
また、ポリツアープロ120は、
『世界的なストリング評価サイトで”打球感””快適性”の2部門で1位に輝いた』
とYONEXのオフィシャルHPに記載があり興味を持ちました。
詳細はこちら↓
2016年の楽天ジャパンオープンを制したオーストラリアのニック・キリオス選手もポリツアープロ120を使用しているそうです。
男子のプロは太いゲージのボリエステルストリングでボールをぶっ潰しているのかと思っていましたが、細いゲージを使用している選手もいるんですね。
あのスピードショットは極細ゲージが生み出すシャープな反発によって実現しているのかもしれません。
そういうわけで、世界的に評価の高いストリングを打ったただの素人の感想をレポートしてみたいと思います。
VCORE SVに張ったポリツアープロ
ラケットがレッド&ブラック主体なので、イエローもなかなか映えます。
ちなみにポリツアープロはゲージ125以上だとグラファイトカラー(濃いグレーていうかほぼ黒)もチョイスが可能ですので、イエローが苦手でも大丈夫です。
打球感
今回は、メイン47/クロス45の2本張です。
私個人の感覚ですが、適度にくわえ込み、適度に反発し、非常に扱い易く気持ち良い感覚です。
張りたてということもあるとは思いますが、「ボールがストリングに引っかかる」感触も抜群で、素直に打ち易い!と感じました。
ストローク
適度な反発と抜群の引っ掛かりで、スピンの効いた弾道の高い深いボールをコントロールできます。
また打球感も柔らかめなので、体への負担も少なく『楽』に打つことが可能です。
ポリツアースピンは、スピンはかかるものの打球感が硬かったので、若干厳しく感じましたが、ポリツアープロは柔らかい打球感なので使いこなせている気になれます。
私より筋力のある人だとポリツアースピン位の硬さがちょうど良いのかもしれませんね。
ボレー
こちらも柔らかい打球感と適度な反発で非常に打ち易い!
硬い打球感だとスイートスポットを外した時の衝撃が結構きついのですが、このストリングはそのような激しい衝撃はなく「身体への優しさ」を感じます。
引っ掛かりも良いので、アンダースピンをかけて滑らせるボレーコントロールもしっかりできたと思います。
サービス
スピンを効かせた跳ねるサービスのバウンド後の「跳ね」が普段より外跳ねするように感じます。
打った感触としてはやはり引っ掛かりの良さがあり、しっかりスピン(回転)が掛けられている実感があります。
反発力を生かしてスピードも出し易いので、スピードと回転が両立した良いサービスを打つことができました。
スライスサービスの切れも良いなとは思いましたが、スピンサービス程他のストリングとの差は感じませんでした。
ポリツアープロ インプレ動画
ニック・キリオス選手
(関連記事:次世代No.1候補 ニックキリオス選手特集)
まとめ
いくつか使用してきたYONEXのポリエステルストリングでは最も打ちやすく感じました。
柔らかさ、反発、スピン性のバランスが私の感覚に合っているからでしょうか。
あとは耐久性ですね。
この感触が切れるまで継続してくれれば申し分ありませんが・・・
そんなことはあり得ませんので、しばらく使用してまた耐久性についてレポートをしたいと思います。
耐久性レポートをアップしました。
耐久性まで評価できたので、ストリングの特徴をレーダーチャートで表しました。