【テクニファイバー】TEMPO298 2022 インプレ・レビュー[シフィオンテクモデル]

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現在女子No1で連勝街道を突っ走るイガ・シフィオンテク選手が使用するラケット、テクニファイバーのTEMPO298を打つことができました。

TEMPOシリーズはテクニファイバーラケットの中でターゲットを女性プレーヤーに向けたモデルで、「パワーアシスト」と「操作性」を重視しています。

これは男性でも十分需要があるでしょと思ったので、300gに近い298を試してみました。

基礎練でがっつり使ってみたので、使用感をまとめていきたいと思います。


TEMPOシリーズの特徴

TEMPOシリーズには、298/285/270/255と4つのラインナップがあり、搭載されているテクノロジーは、298とその他3機種で若干違っています。

ここでは、公式から発表されているTEMPOシリーズの特徴を簡単に整理します。

まず操作性を向上させるために、「Superlight Cap」と呼ばれる軽量化したバンパー・グロメットを搭載。

次にパワー(飛び)を良くするためにシャフト部分を厚めに設計した「Reinforced frame sections」、

最後に打球感を均一にする(スイートエリアを広げる)ためのテクノロジー「isoflex」

が搭載され、

「スイートエリアが広くて良く飛び操作性に優れた」逸品となってるようです。

より詳細な情報を知りたい方はこちらをご覧ください。

テクニファイバー TEMPO情報

【テクニファイバー】TEMPOシリーズ新製品情報[2022年モデル]

TEMPO298のデザイン

テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー
テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー
テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー
テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー
テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー
テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー

テクニファイバーらしい白基調の綺麗なデザイン。

スロートにはシフィオンテクのシグネチャーがデザインされています。

TEMPO298のスペック

TEMPO298 スペック
重量フェイス面積長さフレーム厚ストリングパターンバランス
298g98平方inc27inc22.5mm16×19320mm

298は競技者用モデルに多いスペックとなっています。

ファーストインプレッション

テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー

結構かっちりとした、打ちごたえのある打球感。

ウォーミングアップ時点では飛びよりも、引っ掛かりの良さが印象に残りました。

特別目が粗いわけではないのに。。

ストリングが動きやすいグロメットになっているのかもしれません。

ストローク

強いインパクトをすると柔らかさ・乗りが現れます。

ストリングの撓みによる柔らかさ、、というよりもフレームのしなりによる柔らかさに感じました。

この298はフレーム厚が22.5mm均一とやや薄めで、シャフト部が結構長く取られているので、しなりが発生しやすいのだと思います。

テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー
テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー

打つ前はもっと弾き系のラケットと勝手に想像していたので、ちょっと意外な打球感ではありましたが、気持ちの良い打球感で好みでした。

想像よりは弱い反発性でしたが、適度なアシストはあるので、難しさは感じませんでした。

薄い当たりでの凌ぎも対応できますが、ラケットのポテンシャルを発揮するにはやはり厚く当てて「前」へスイングした時ですね。

自然な順回転がかかってくれて、スピードの乗ったボールがしっかりと収まってくれます。

ボレー

テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー

ストロークでは結構アシストがあるな、と思ったのですが、ボレーはちょっと違う印象でした。

スイングの小さなボレーだと、スイートエリアを外すとボテボテになりがちで難しさを感じました。

フレーム形状が縦長なので、横のスイートエリアが少し狭いのかもしれません。

ボールの真後ろを厚く捉えて素直に前に押す意識で、真ん中に当たりやすくなり深さの安定感を出すことができました。

サービス

振り抜きが良くてヘッドが走り、スピードの乗ったサービスが打てました。

インパクト時にはしなりも感じられて、打球感・打球音共にいい感じ。

ストリングへの引っ掛かりが強く感じられ、1.5サーブ(1stと2ndの中間)の精度が良く試合で使えそうな実戦的なサービスを打つことができました。

イメージよりも綺麗な弾道で飛んで行ってくれたのが印象に残っています。

ラケット評価チャート

テクニファイバー TEMPO298 インプレ・レビュー

癖がなくバランスのとれたラケットだと思います。

競合モデルは?

個人的にテクニファイバーのかっちりした打球感はヘッドのラケットに似ていると感じています。

このTEMPO298は、BOOMシリーズに近いものがある感じです。

どちらもしなりが感じられながらしっかりと飛ばすことができるラケットです。

この2本はフレーム形状が大きく異なっています。

スマッシュやサービスといった上系ショットの振り抜きを求めるのであれば、縦長なTEMPO298の方がお勧めです。

まとめ

以上、テクニファイバー TEMPO298のインプレでした。

しなり感があって打球感が良く、かつスイングをすればアシスト性もあり扱いやすい1本でした。

ラケットのイメージで「強い反発性」を期待している人はちょっと注意が必要です。

しっかり硬派な競技モデルなラケットでしたよ。

「強い反発」を期待する方は、285などのフレームが厚いものを試してみると良いと思います。

興味があったら試してみて下さい。

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評価
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管理人評価
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5 based on 2 votes
ブランド
Tecnifibre
製品名称
TEMPO298
ラケット選びのヒント
これまでたくさんのラケットを打ってきた経験を生かし、主要メーカー人気モデルの比較表(現行モデル100本以上)を作成しました。
今のラケットよりもうちょい飛びが欲しいな、でも打球感はあまり変えたくないな・・。どんなラケットが良いんだろう?
興味のあるラケットがあるけど、他に似た打感のラケットはどんなのがあるんだろう?
というような疑問に応えられる図になってます。

ラケットに迷ったら見てみて下さい。

皆さんのラケット選びの一助になれば嬉しいです。
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