Today is the worldwide launch of the Prestige racquet. ❤️🔥
Take a look at the specs of the new line. 🥰🎾#TeamHEAD | #RightOnPoint | #Prestige2023 | #Launch pic.twitter.com/omJTtaRUxW
— HEAD Tennis (@head_tennis) October 12, 2023
先日ヘッドから発売された、新型プレステージ2024年モデル。
シリーズの中で最もラケットパワーがある「MPL」を試打することができました。
ヘッドラケットの指標となるCPI値が500なので、SPEED MPや、EXTREME TOURと同等のパワー感があるというモデルです。
プレステージに憧れを持つ普通のテニス好きなおっさんが扱いきれるのか?という観点で使用感をレポートしていきたいと思います。
プレステージ2024の特徴は?
今作はオーセチックの搭載箇所が増えて、オーセチック2へと進化しました。
前作はヨーク部分のみだったのが、グリップ部にも搭載され、より快適性が増したと言われています。
詳細はこちらの記事をどうぞ!
プレステージ2024のデザインは?
濃い目のワインレッドという色味で、陽に当たると綺麗な発色をしてくれてかっこいいです。
「プレステージ=赤」
というイメージがぼくの中では強いのですが、だんだんブラックに近づいている印象。
落ち着きがあって好みなデザインです。
あと忘れてはならない「フルキャップグロメット」
横から見た姿にオーラを感じます(ぼくだけ??)
プレステージ2024 MPLのスペックは?
Prestige MP Lスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 99平方inc | 27inc | 21.5mm | 16×19 | 315mm |
ファーストインプレッション
プレステージらしい、身の詰まった打球感がありながら反発性も想像以上にあって
「これなら使いこなせそう」
と思えるプレステージでした。
ただ、スイートエリアにシビアな印象も隠せません。
ごまかしが効かなそうだな、とも感じました。
ストローク
厚く捉えたフラットドライブ系の球がとにかく気持ちいい!!
ボックスらしいしなりがボールの喰いつきを出してくれて、そこからスパンと打ち出される感覚がたまりません。
あと音がクリアなんです。
打球感と打球音の相乗効果で気持ちよく感じるのだと思います。
スピン系の回転性はあまり高くないですね。
16×19というストリングパターンではありますが、中心部が細かいので強い引っかかりはありませんでした。
矛盾してるかもしれませんが、スライスは良かったです。
フレームが薄い影響なのか、振りやすさが抜群でボールを運ぶ感覚が強く感じられて、対空時間の長いスライスを打つことができました。
ボレー
イメージしていたよりも反発はあるし、操作性も良くて、厳しくて無理!という印象はありません。
しなりによる掴みはストローク同様良好で、コントロール性が高いラケットです。
ただこれはスイートエリアで捉えられたらの話。
ごまかしの効かなさはボレーで強く感じました。
芯を外した時の衝撃はそれほどでもないですが、飛距離が出ない。。
黄金スペック系ラケットの「弾き」に慣れてると違和感が出るかもしれません。
サービス
縦長なフレーム形状&21.5mmという薄さの恩恵で、振り抜きが非常に良いです。
反発性は控えめなので、スピード感は他のラケットの方がありますが、抜群だったのは回転のコントロールのしやすさ。
回転を多めにかけて少しスピードを抑えたり、逆に厚めに当てて回転を減らしスピード感を出したりという緩急がつけやすかったです。
緩急をつけたプレースメントで試合を作っていく方にはおすすめです。
ラケット評価チャート
まとめ
以上、プレステージMPL 2024のインプレでした。
簡単なラケットではありませんが、ハードルはそれほど高くなく、おっさんでも十分に使いこなせるラケットでした。
オールラウンドに使えるラケットですが、しこりよりは厚くあてて攻撃的なプレーをする方に向いています。
ボックスのしなりが好きな方、是非試してみて下さい!!