30年以上の歴史を持つヘッド最高峰のラケット「プレステージ」シリーズがリニューアルされることになりました。
有名選手だと2014年の全米オープン優勝者マリン・チリッチ選手が使用しているシリーズです。
どんな進化をしたのか、情報が公開されましたので整理してご紹介していきたいと思います。
プレステージ2024のデザインは?
プレステージと言えば「赤」なイメージが強いですよね。
近年は赤がどんどん濃くなり黒に近い色味になってきています。
2030年頃には黒いラケットになっているかもしれません。
プレステージ2024の特徴は?
さて注目のテクノロジーですが、オーセチック2.0と呼ばれる通り、オーセチックの搭載エリアが増えました。
まず、オーセチックとは?ですが、
現在のヘッドラケットにはほぼ全て搭載されているテクノロジーで、
ボールインパクト時に発生する衝撃でフレームが変形することに着目し、変形を極力均一化することで「打ち損じ」を減らし安定感を向上してくれる
こんな効果が見込めます。
ユーザーからするとスイートエリアが広い感覚が得られるものです。
このオーセチック、今まではヨーク部分にのみ搭載されていたのが、グリップ部にも搭載され、より快適性が増したようです。
プレステージ2024のラインナップとスペックは?
- プレステージPRO
- プレステージTOUR
- プレステージMP
- プレステージMP L
ラインナップとスペックはオーセチック1と変わりありません。
上記の4機種となります。
それぞれの詳細スペックは以下の通りです。
Prestige PROスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
320g | 98平方inc | 27inc | 20mm | 18×20 | 310mm |
Prestige TOURスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 95平方inc | 27inc | 22mm | 16×19 | 315mm |
Prestige MPスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 99平方inc | 27inc | 21.5mm | 18×19 | 320mm |
Prestige MP Lスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 99平方inc | 27inc | 21.5mm | 16×19 | 315mm |
まとめ
以上、プレステージ オーセチック2の新製品情報でした。
楽なラケットではないですが、プレステージならではの打球感・打球音を感じることができる名器です。
一般中上級レベルだったら「MPL」あたりから入るのが良いと思います。
発売は2023年10月12日予定となっています。
興味があったら試してみてください。
追加情報
プレステージ35周年を記念して、「プレステージクラシック」が復刻版として限定発売されることになりました。
プレステージクラシックといえばこの人ですよね!
今はジョコビッチのコーチであるイバニセビッチ。
カッコよかったなぁ。
限定モデルなので、気になる方はお早めに!!
なので、違いはグリップ部のオーセチックのみ。
そんなに変わらないのか、えーこんなに違うん??となるか興味がありますね。