ここ数年ずっとポリエステルのストリングを張ってきたのですが、ちょっと思うところがあり、ナイロンに変更してみました。
思うところといっても、最近調子がイマイチなのでちょっと変えてみようかな〜位のゆるい動機なんですけどね…
そもそもボールをぶっ潰して威力のあるボールを打ちたいという願望からポリエステルストリングを使用していました。
しかし、実際私程度の身体能力やテニスセンスでポリエステルは必須なの?という疑問が生まれ、もしかして打感の良いナイロンの方が良いのかもしれないと思ったのがきっかけです。
ポリエステルでもバチバチ切ってしまうような方はきっとポリエステルのままが良いのでしょうが、私はポリを張ると緩むまで切れないので、打感を犠牲にしてまで耐久性を求める必要があるか!?と感じ変更に踏み切りました。
(フェデラーを始め多くのトッププロでさえポリエステルとナチュラルを組み合わせてハイブリッド張りをしていますよね、打感や反発性を求めて)
変更したストリング
こちらです。
- テクニファイバー XR3 130
テクニファイバーはマルチ構造のストリングが有名で、とても柔らかい感触が味わえるメーカーです。
その中でXR3はモノマルチ(一本芯がありその回りを編み込む構造)で柔らかさと打ちごたえを両立したストリングです。
テクニファイバーストリング全般の特徴についてはこちらの記事にまとめています。XR3以外のレビューもありますので、テクニファイバーのストリングに興味がある方はご参考にどうぞ!
SRIXON REVO V3.0へ張った姿
黄色系フレームに映えますね(ただの自己満)
打感
やはりポリエステルに比べ、反発力に優れます。また芯のある反発感も気持ちが良い。
ポリエステルで上手くボールを潰せた時が、「グシャッ」ならばXR3は「スパンッ」でしょうか(笑)
芯で捉えた時はどちらも気持ちは良いですが、XR3の方がキレのある打球感です。
ストローク
ポリエステルはスピン性が優れるという暗黙の了解的な認識がありますけど、ナイロンも十分かかります。打感は異なりますけど。
バックハンド(私は片手)の力の入りにくい高い球で、苦しい体勢でもなんとか深く返すことができ、XR3の反発力の恩恵に預かれました。
ボレー
ポリエステルより良いなぁと一番感じたのがボレー。
スイートエリアを外した時の衝撃は少ないし、反発を生かしたキレのあるボレーが打てます。
それから、ナイロンの方がポリエステルより重量が少ないのでしょうか、素早いラケットワークが可能な気がしました。
サービス
回転も良くかかり、キレのあるサーブが打てました。
ポリエステルの方が「ズドンッ」と暴力的な音がして威圧できそうですけど、XR3は「スパンッ」と伸びのあるサーブが打てましたので、実戦でも文句なく使えます。
まとめ
繰り返しになりますが、ポリエステルに比べ反発力にすぐれ、オフセンターでのショット時に衝撃が少ないです。
腕力があり、ボールを潰さないとコートに収まらない方は間違いなくポリが向いていますが、相手の球の威力を借りつつ威力のあるボールを打とうと考えている方でポリを使用している方なんかは、ナイロンでも向いているのかなと思います。(資金に余裕があればナチュラルも良いですね)
ストリング選びもテニスの醍醐味。色々試して合うと思うストリングでプレーしたいですね。
ストリングの耐久性について、こちらにまとめました。
耐久性まで評価できたので、ストリングの特徴をレーダーチャートで表しました。
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