ガット選びをするなかで「スピンのかかり具合」は重要な要素だと思います。
私が「これはスピンがかかって良い!!」と感じる基準として、
- 厚く当てた時にボールを噛む感触が感じられ、擦り上げるスイングをせずともボールが落ちてくれる
というものがあります。
本記事では、そんな感覚が味わえた選りすぐり4種をご紹介したいと思います。
この感覚は「スイングスピード(インパクトの強さ)」で結構変わってくるものなので、本記事を読んで下さった全員にあてはまるものではないと思いますが、普通の自称中上級、週末アマチュアプレーヤーの方の参考情報にはなると思います。
気になったら読んでみて下さい。
ルキシロン「SMART」
このストリングは芯が3本通っている断面形状で、ボールの引っかかり感が優れている特徴があります。
反発力はそれほど高くないので、ズシっと重い打球感があって打ち応えが感じられます。
低めの打球音に、ストリングに引っかかる音がコラボして、「重いボールを打ってます」みたいな打球音がするのも個人的に好きなポイント。
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YONEX「ポリツアースピン」
このストリングは五角形状の断面になっていて、ボールを削るような強めの「噛む」感覚が味わえます。
私の感覚ではかなり硬い部類で、強いインパクトをすると良さが活かせる印象でした。
芯で捕らえると「グシャッ」とボールがぶっ潰せてる感触が味わえ、威力のあるショットが放てます。
硬めなストリングならではの感触です。
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ソリンコ「ツアーバイト」
このストリングはボールが乗る感覚が強めで、マイルドに「噛む」感じです。
打球感はちょっと重め。
飛びが抑えられているので、「あっ、ちょっと弾きすぎた・・」というミスが減らせるストリングだと思います。
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バボラ「RPMブラストラフ」
オクタゴナル(8角形)断面が特徴のストリングです。
乾いた感じの「カチっ」とした打球感と、インパクト時の音が良く、スピードと回転が両立した質の高い球が打てたと思います。
硬質な「噛む」感触が味わえる逸品です。
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ゴーセン G-SPIN3
2019年9月に発売された、GOSEN「G-SPIN3」シリーズ
- メーカーの謳い文句はこちら
G-TOUR3を多角形状にすることで、インパクト時の「感覚」(くいつく打球感×最適な反発性)にボールとの引っ掛かりが追加され、
相手コート深くまで押し込み制圧する、「勝つ」ための「スピン」が生まれる。
G-TOUR3は「乗る」感覚と「弾く」感覚のバランスが良く、良いインパクトができるとすごく気持ちの良い打球感です。
それが多角形状化され、乗った後に「引っかかる感触」が加わり、スピンの掛かりが良くなっているように感じました。
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まとめ
私個人的には、「多角形状」のストリングが圧倒的にスピンがかかるように感じます。
その中でも特に印象に残っているものをご紹介しました。
ストリングのスピン性が気になっている方のヒントになれば幸いです。
今回ご紹介したストリングのテンション維持性や耐久性についても評価しています。
週末プレーヤーが使う「リアル」がわかると思いますので、気になったら1つの情報として興味があったら読んでみて下さい。
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