先日秋の大会へ参戦してきました。
結果は3回戦敗退…
本当はもうちょい勝ちたかったのですが、相手がめちゃ強かった。
春から練習してきたフォアとサーブは今の実力で十分に発揮でき、昔のような入れるだけの擦るスピンではなく、厚く捉えて推進力もある球が打てていたと思います。
負けた試合はバックハンドに跳ねて推進力もある良い球を集められ、返球が浮いて浅くなったところを展開されるという流れでした。
相手のフォアのグリップは非常に厚い握りで、序盤ガシャリがあったので、スライスを使い低い球を打たせたかったのですが、スキル不足で実践できず。
残念すぎるので、高い球に対するバックハンドスライスを課題に追加し、研究を開始したところ、今まで意識をしていなかったスイングに関するヒントをつかんだので、記事にしたいと思います。
現在のスライス課題
- 高い打点の時にボールを抑えきれない
- 山なりな弾道に対しやまなりにしか返せない
直線的な軌道の球に対しては打つ機会も多くそれなりに打てるのですが、軌道が変わるととたんにダメ…
相手が打ってきた球と同じような弾道でただ返すことしかできず、戦略的に返球できません。
高い球のスライスを打つ為の正しいスイング
わかりやすいスイング軌道動画
解説の中に『膨らむ曲線』と『えぐる曲線』という解説があります。直線的な球に対しては『えぐる曲線』を描くスイングが合っていて、良い球を打ちやすい軌道です。
しかし、高い打点で打つとなるとそのスイング軌道ではボールを抑えることが難しく、ただ返すだけのスライスになってしまいます。
その状況を打破してくれる可能性があるのが、『膨らむ曲線』で打つスライスです。
長年テニスをしていますが、恥ずかしながらこのスイング軌道で打つスライスを知りませんでした…
このスイング軌道であれば、高いムーンボールに対しても抑えを効かせコントロールすることが可能そうです。
スライス名手のスイング動画
0:58位の高い打点を処理しているシーン。しっかり抑えが効いてバウンド後に滑っているのが良く分かります。
このように弾まなければ相手はネットよりも低いところから持ち上げなければならず、ショットの難易度を上げることができます。
スライスをうまく使った理想の試合展開
直線的な球、山なりな球に対しても返球が浅くならず、簡単に攻め込まれないようなボールを返せています。最後は相手のミスを誘いポイントを奪いました。
0:54付近の高い球に対するスライス返球は先ほどの『膨らむ曲線』で打っているように見え、抑えを効かせて見事にコントロールしています。
一発の威力がない私は無理してエースをとりにいかず、このような粘っこいプレーが必要なのかなと考えております。
まとめ
試合は早期敗退してしまいましたが、格上の相手と対戦でき自分に足りない部分があぶりだされたので、収穫はあったと(無理やり?)ポジティブに捉えるようにし、また練習に励もうと思います。
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