【HONDA】2016 新型 フリード (FREED) 試乗レポート〜ガソリン車の評価

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2016年9月に発売となったHONDAフリードのNEWモデルを試乗させていただきました。

フリードといえば、コンパクトミニバンの先駆けで車の長さを抑えた3列シートを実現し、『チョウドイイ』のフレーズで爆発的人気となりました。

今乗っているシャトルハイブリッドに比べ、車内の便利装備が充実していて魅力的でした。
多くのファミリーに乗られている理由が理解できます。

試乗で感じたガソリン車の走り、車内装備や質感、エクステリアについて、愛車のシャトルハイブリッドと比較しながらレポートしてみたいと思います。


エクステリア

正面から見た図

 

フリード

 

先代よりも精悍な顔つきになりました。私はこちらの方が好みです。

正面〜サイド

新型フリード

 

この角度だとFITとあまり変わらない位のコンパクトに見えます。これで3列あるのですから効率が良いですね。

後ろ姿

新型フリード

 

テールランプがシャトルと同じ形状となりました。

後ろ〜サイド

 

新型フリード

 

インテリア

運転席周り

 

新型フリード

 

新しい本革巻きステアリングの感触が新鮮で良かったです。馴染んできたらそれはそれで味がでてきて良いのですが…

スイッチ系も大体シャトルと一緒でしたので、慣れれば問題無いと思います。

メーターはデジタル式。これは先代と同様ですね。

新型フリード

 

スペース確保の為かエアコン系スイッチがコンパクトに収められています。

軽く弄りましたがボタンがしっかりしているので押しやすい。
シャトルハイブリッドはパネル形式なので操作性がイマイチです。見た目はいいんですけどね。

セカンドシート

新型フリード

 

高さもあり、非常にゆったりできます。自称177cmの私でも窮屈感はなく座れたので、大男でなければ不満なく乗れる広さであると思います。シート自体も適度な硬さで良い感じ。

サードシート

すいません、写真撮れませんでしたので他の画像で。

新型フリード
用途はやはり緊急時使用になると思います。荷室も無くなってしまいますし。
座席のスペース的にも男性には狭そうです。子供や小柄な女性であれば大丈夫かな。

サードシート収納

新型フリード

 

跳ね上げ式のまま…

荷室の空間が削られるので、個人的にはちょっと残念。まあ理由があって収納式にはできなかったのでしょうが…

便利装備

ドリンクホルダー

img_1975

 

シャトルにも欲しかったー。ここにあれば運転手にも便利ですね。シャトルはこの位置に用途不明の穴がありますが…購入から一年経った今も答えが見つかっていません(笑)

新型フリード

 

収納式で小机とドリンクホルダーが出現します。

新型シャトル

 

助手席側にも小物置きやドリンクホルダーが装備され便利に使えます。
営業さん曰くファミリーユースを意識しているそうで、ここら辺の装備は充実させているそうです。

走り

i-VTEC+CVTでアイドリングストップシステムも搭載しています。

アイドリングストップからの走り出しはだいぶ静かになったものの、ハイブリッドから比べると若干気になります。ハイブリッドの方がスッと走り出せるのでスムーズです。

加速に関してはハイブリッドよりガソリンの方がレスポンスが良いと感じました。エンジン静粛性ではハイブリッドに軍配です。
(ハイブリッドでもスポーツモードにすれば常にエンジンが回り、レスポンスが良くなりますが、とりあえずノーマル状態での比較ということで)

40-60kmで走行する分には静かですし、ハイブリッドとの差はそんなにないかなという印象でした。営業さんと2名乗車でしたが、パワー不足等は全く感じず快適に走行できました。

ステアリングも軽く女性でも普通に扱えそう。視点が高く運転しやすいのも女性に嬉しいポイントです。
家族4-5人乗車であれば快適に走行できると思います。

ライバルは?

昨年ハメス・ロドリゲス選手をCMへ起用して発売された、TOYOTA シエンタでしょう。

シエンタ

先代モデルのフリードだと燃費でだいぶ差をつけられてしまいましたが、燃費ではほぼ同等に仕上げてきました(カタログ上)

サードシートの格納方式が異なる位で後はほぼ同一です。(シエンタは跳ね上げではなく収納式)

精悍さのフリード、かわいさのシエンタといえると思います。

2018/2/11追記:約1ヶ月使用した感想

シャトルハイブリッドが事故をもらってしまい、修理中の間代車としてFREEDのガソリンモデルが用意されました。約1ヶ月使用し、試乗だけでは気付かなかった点について追記します。

エンジン始動

ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

試乗では試せなかった、自動追従機能です。
シャトルハイブリッドにも、定速走行モード(クルーズコントロール)は搭載されていますが、前方車に合わせて加減速してくれるACCは運転を楽にしてくれます。

freed
赤丸部分がACCの表示です。

車マークは前方の車を認識して追従している印。前方に車がない時は、車マークが消え、表示されているスピードでクルーズしてくれます。

横断歩道みたいな線は、前方の車との車間距離を表示しています。

スピードも車間距離もステアリングのボタンで調整することが可能です。

ただ停車まではしてくれないので、信号や渋滞で停止するときは自分でブレーキを踏む必要があります。

実燃費

FREED
12.4km/Lという結果に。

ハイブリッド車に慣れてしまうと燃料の減りが早く感じ、すぐ補給しないといけないような気持ちになります。

ハイブリッド車とガソリン車を価格面で検討する際に、「車両価格の差を燃費で挽回するには10万キロ程度必要」と言われていますが、私のような面倒臭がりには燃料補給回数がグッと減らせるという金額だけでは見えてこないハイブリッドのメリットを感じました。

まとめ

小さいお子様を乗せる機会が多い方にはシャトルより使いやすそうです。
いざという時のサードシートがあるのも、心強いポイントです。

ステップワゴンやセレナ、ボクシー、ノアよりもコンパクトが良いけど、3列欲しいという方の心に刺さる車です。

スタイリングも良いし興味がある方は是非試乗してみてください。
運転しやすい良い車だと思います。

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