今やどの家庭にもWi-Fiは不可欠な設備になってきています。
家電のほとんどがネットワークに繋がるようになり、Wi-Fiなしの生活は考えにくいですよね。
そんな重要なWi-Fiが突然切れて、
- YouTubeの読み込みが遅くなる
- Primeビデオが固まる
- リモート会議中に切れて強制退出しちゃう
などなど、結構うっとしいです。
我が家のWi-Fi、これまで1日に数回ペースで切れてしまっていたのですが、
「こんなもんか」
と思って放っておいたんです。
そんなある日(つい先日)ちょっと大事めな会議で強制退出をかましてしまい、気まずい思いをしたので、原因を調べてみたところ、Wi-Fi機器の初期設定が間違っていて切れやすい状態になっていたということがわかりました。
対応してからは、切れることなく快適なWi-Fi生活がおくれています。
今回は、Wi-Fiが切れやすい人に向け、ぼくが陥っていた状況をご紹介していきます。
同じ状態の人はほぼ間違いなく直りますので、ぜひ目を通してみて下さい。
Wi-Fiが切れやすい原因なんだった?
ズバリ言うと、ネットワーク環境が「2重ルーター」になっていました。
何それ?って思いますよね?
ぼくも思いました。
我が家の環境を例に簡単に状況を説明しますね。
うちはauひかりと契約していて、画像の機器でインターネットに接続しています。
左から
です。
ONUは自宅に引き込んだ光回線の光信号をパソコンのデジタル信号へ変換を行う機器です。
ONUだけでは接続できる機器は1つだけなので、複数の機器と接続できるようにホームゲートウェイがあります。
複数の機器と接続できるようにするため、ホームゲートウェイにはルーター機能が備わっています。
そのホームゲートウェイに個人で購入したWi-Fi機器を接続しているのですが、そのWi-Fi機器のルーター機能をオンにした状態だったのです。
こうしてめでたく2重ルーター状態になってしまっていました。
2重ルーター状態になると、お互いのルーティング機能が干渉し、
- 接続が切れる
- 回線スピードが落ちる
というデメリットが発生してしまいます。
2重ルーターの調べ方は?
コマンドプロンプト(左下の検索窓から「cmd」と入力すれば出る)から、
「tracert -d 8.8.8.8」
を入力します。
結果にローカルIPアドレスが2つ返ってきたら2重ルータです。
ローカルIPアドレスとは、先頭が「192」「172」「10」からはじまる数値。
ターミナルから、
「traceroute 8.8.8.8」
を入力します。
結果の確認方法はWindowと同様です。
2重ルーターだった場合どうすれば良い?
Wi-Fi機器はモード選択ができます。
- ルーターモード
- ブリッジモード
違いはWi-Fi機器でルーティングをするかしないか
です。
我が家の場合、ホームゲートウェイにルーティング機能があるので、Wi-Fi機器の方はブリッジモードが正解だったのですが、ルーターモードになっていました。
切り替え方は簡単。
- Wi-Fi機器の電源OFF
- モード選択のつまみを「BR」ブリッジモードへ変更
- Wi-Fi機器の電源ON
これで2重ルーターを解消できます。
まとめ
以上、Wi-Fiがキレやすい原因の1つ「2重ルーター」解消法のご紹介でした。
あまりおすすめできない状態ですが、とにかく接続台数を増やしたいという人にとってはメリットが享受できるようです。
家族で普通につなぐ分にはシングルルーターで十分ですので、
Wi-Fiが不安定だ!
と感じている方はチェックしてみて下さい。