本日のテニスは厳しいコンディションでした。
試合練習を実施しましたが、かなりの暴風でメンタルが折れそうでした(笑)
「本番の試合でもこんなコンディションの日があるだろう、その為の練習だ」と割り切り、いつも通りのプレーではなく、風の中でどう戦えば良いか!?という所に主眼を置いて練習を敢行。
その中で気付いたポイントをご紹介します。
早いタイミングで捕らえる
今のテーマとなっているライジングが風の中でも有効と感じました。
ボールの勢いがあるうちであれば、風による変化を受けにくい為、ガシャリ率を下げられたと思います。
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コンパクトなスイングにするということも試したこともありますが、スイングで調整しようとすると意識が打ち方に向いてしまい、ボールに集中できない状態に陥るのであまりお勧めできません。
スイングはいつもと同じにして、風の影響を受けにくいタイミングで打つほうが私には向いています。
風上からのスライス
バウンド後の伸びが効きいたようです。
自分が構えて余裕を持って打てる時に、相手のコートど真ん中にスライスでアプローチしてボレーというパターンで簡単にポイントがとれました。
いつもなら簡単にパッシングされていそうな球でも相手のボールが浮いて返ってきてくれて、簡単にボレーができました。
無風状態でもこのスライスが打てればな…
厚い当たりのスピン
同じスピンでも、擦って推進力のないスピンで風下から打つと、風に負けて浅ーくなってしまいます。
厚く捕らえられれば推進力があるので、風の影響を受けにくくなります。
今日は厚く捕らえられたムーンボール気味の球を相手が打ちにくそうにしていたのが印象に残っています。
ムーンボールを落としてから打とうとすると風で曲がりますからね。
風上ではいつもより一歩前にポジショニング
ボールが戻されますからね。せっかく浅い球が来ているのに対応できないのはもったいないです。
前気味にポジションをとっておいて、先ほどの項目で述べた、スライスからボレーへ持っていければ、風上のメリットを生かせます!!
スピードサーブより変化の大きなサーブ
トスが揺れるのでサービスも難易度が高くなります。
直線的なサーブは確率が低い上、風の影響を受けにくく相手のリターンが打ち易いのではないでしょうか。
今日はスピンを多くかけ、遅く山なりな球を多用しました。結果…
もう自分でもどう曲がるかわからないけど、相手も非常に打ちずらそうにしていました。
強風時には有効な作戦ですね!
まとめ
強風で思い通りにボールが打てずフラストレーションは溜まりますが、せっかくの休日テニスなので、なにか得ないともったいないです。
風が強くても工夫次第で発見がありますから、1回1回の練習を大事にしたいと思います。