先日地元のテニスオフで、ストロークの基礎練習をみっちり行ってきました。
相手の方は、私より年上で、ビッグショットはないけど安定感と配球が上手なタイプ。
試合をすると精神が削られる系のプレースタイルです。
その方と、
- クロスラリー(両サイド)
- ストレートラリー(フォア対バックで両サイド)
- 八の字ラリー(両パターン)
というメニューで練習。
合間の休憩で色々会話したのですが、「すごく考えてプレーされてるなぁ」という印象を受けました。
驚愕だったのが、八の字ラリーでの「着眼点」と「意識している内容」。
感覚だけで適当に打っている私とは大違い・・
非常に参考になる内容だったので、整理してみたいと思います。
八の字ラリー注意点(今までの私)
基礎練の時にはたまにやっていた八の字ラリー、注意していたのは以下です。
- コースを狙う(特にストレートは身体が開かないように注意)
- 浅くならないように
- ミスしないようにネットの高いところを通す
こんなことを考えながら、「最低50往復」みたいな縛りをつけて練習していました。
とりあえずミスらず返すということに重点を置いての練習でした。
相手の方の八の字ラリー注意点
八の字ラリーメニュー開始前に、
私も管理人さんが取れるギリギリを狙って打ちます。
相手の脚力を予想してボールをコントロールする練習になると思います。
なるほど。。。
きつそうですね。
こんな取り決め?をして八の字ラリー練習に入りました。
違いは何?
これまでの私の練習は、「視点が自分だけで相手が存在していません」。
それに対し、相手の方の練習方法には、「打ち合う人のことが第一」に考えられていて、自分視点ではありません。
練習を続けていると、だんだん「このスピードで打つと逆襲されるな」というのがなんとなく感じられるようになってきました。
特に自分がストレートを打つ時。
相手のスピード(脚力)を考えてボールスピードや弾道を調整しないと、自分が戻り切れず、簡単にカウンターをもらってしまいます。
「ネットの高いところ」は通すけどそれは結果であって、目的は、
- 相手をコートから追い出したり
- 自分が戻る時間を作ったり
することです。
同じ八の字でも意識するポイントを変えただけで、頭を使う練習に変わりました。
まとめ
「試合巧者はこういうことを考えてテニスしてるんだなぁ」
と、今更ながら感じることができた良い練習になりました。
試合に勝つためには相手のことを分析しなければなりません。
私も試合巧者になれるよう、普段の練習から相手を観察するように習慣づけていきたいと思います。
がんばろう!!
ただ繋げるだけでは試合の練習にならないので、私が取れるであろうギリギリの場所を狙って打って下さい。