本ブログ『テニス上達奮闘記』は私、ryomeiが日々の練習で得たテニス上達につながる(かもしれない)ポイント等、テニスに関することをメインに投稿している内容になっています。
なので、読んで下さっている方々はきっと、「日々テニス目標を立ててそれを達成しながら上達を目指している人」が多いと思います。
「目標を立てて頑張る」ということは、皆普通にやっていることで特別難しいことではないんですが、「目標の立て方」次第で上達のスピードが大きく変わるという風に考えています。
本記事では、「テニス上達を促す効果的な目標設定方法」について思うところをまとめてみたいと思います。
目標は肯定文で
インスピの試合に出場した事がある方はご存知だと思いますが、今日の目標(課題)を記載する欄があります。
試合に出始めの頃は、
- ダブルフォルトをしない
- ミスしない
というように否定文で目標を立てていました。
経験上こういう目標だと自分が苦しくなってしまいます。
「〜しない事」に一生懸命になって、戦略もなく、伸び伸び打つ事が全く出来ませんでした。
この頃の2ndサービスは回転だけの入れるだけでしたね・・ダブルフォルトしないように。
試合後に「腕が縮こまっていつも通り打てなかった」という感想を聞く事があります。
心当たりがある方は、
- 弾道を上げてコートの深いところを狙う
- 1stから回転を多めにかけて確率を上げる
という感じの肯定文の目標設定をしてみて下さい。
この方がモチベーションも上がり、伸び伸びと楽しくテニスができると思います。
1つの大きな目標よりも達成可能な小さな目標を数多く
例えば「全国大会出場」という大きな目標を立てたとします。
私のようなレベルではまだ「夢」に近い目標です。
この大きな目標だけを追ってしまうと、多分「挫折」して自分に自信がなくなってしまうでしょう。
こういう場合は「全国大会出場」へ向けて具体的に何をすれば良いか?を考え、挙げられたいくつかの事柄を細かい目標として1つ1つクリアしていく方法が良いと思います。
例えば、
- 風呂上がりに欠かさずストレッチ(怪我防止・肩の可動域を広げる)
- 週1回以上10km以上ラン(心肺機能向上)
- フォアハンドの球威向上
- etc
といった具合に、達成できそうな小さな目標をクリアしていき自信をつけていく事が大きな目標達成への近道なんじゃないかなと感じています。
大谷選手のマンダラート目標設定シート
大リーグで活躍中の大谷翔平選手が、高校1年生の時に作った目標設定がすごすぎると有名ですね。
「ドラ1、8球団」という大きな目標を達成する為に細かな観点から必要な事が洗われています。
高校1年生でこれを作るんですから、本当にすごい選手ですね。
参考にしたいと思います。
結果ではなく行動を目標に
- ライバルに勝つ!
- 次の大会で優勝!!
というように、結果にフォーカスした目標も大事だと思いますが、試合というのは運の要素が強く、やってみないとわからない(自分でコントロールできない)部分が多々ありますよね。
なので自分でコントロールできる部分、
- 練習内容の工夫
- 日々のトレーニング
- 戦略の構築
というプロセス部分を重視して、試合は小さな目標達成を積み重ねた成果を試す場所とするのが良いと思います。
まとめ
目標とは「夢」に向かっての道しるべだと思います。
道しるべが「自分がどう行動するか」につながり、着実に行動する事で上達(成長)する事ができます。
次回の練習も「目標」を定めて上達できるよう頑張りたいと思います。
一緒に頑張りましょう!!