テニスは前後左右に激しく動くスポーツなので、フットワークが非常に重要になってきます。
動きが激しい分、捻挫や足の肉刺等、怪我することも多い部位だと思います。
私自身も肉刺やねんざの経験がありますし・・
「良いパフォーマンスを発揮する」、「怪我を防止する」という観点で、テニスシューズの役目はとても大事です。
中でもシューズと足のフィット感は快適にプレーするためには欠かせない要素です。
本記事ではシューズと足のフィット感を向上させる紐の結び方「ダブルアイレット」をご紹介したいと思います。
今履いているシューズの結び方を工夫するだけで手軽にできるので、シューズのフィット感を上げたい方はチェックしてみて下さい。
ダブルアイレットって何?
- ダブル(2つの)
- アイレット(紐穴)
という名前通り、シューズ上部2つの紐穴の使い方を工夫した結び方になります。
この結び方はシューズを購入したお店の店員さんに伝授してもらった結び方で、ここ2年くらいスポーツ用シューズ(テニス・ランニング)は全てこの結び方で使っています。
ダブルアイレット結び方
- シューズ上部の2つの紐穴までは通常通り左右交互に通していきます。
- 上から2番目の紐穴を通したら・・・
- 輪っかを作るように一番上の紐穴に紐を通します
- 左右同じように輪っかを作り、
- 左紐を右穴に、右紐を左穴に通して結びます
最後紐を上に持ち上げるように引っ張るとフィット感が増します。
- 動画はこちら
ダブルアイレットの効果
1. 通常の結び方に比べて、足の甲への圧力が分散された
通常の結び方だと、紐がクロスした部分にのみ圧力が加わって、その部分だけきついけど他の部分は割りと空間ができてしまいます。
それがダブルアイレットにすると、圧力のかかる部分が分散されて足の甲全体が包まれるような感触が得られます。
2つの紐穴を使うことで圧力が分散されるんでしょうね。
フィット感も当然向上します。
2. かかと部分のズレが抑制されてフィット感が向上
1. の恩恵とも呼べる効果ですが、かかと部分の固定が強くなり靴の中での足ブレがかなり減ります。
これはテニスでサイドに振られた時の踏ん張りで特に効果を感じます。
かかとが固定されているのでパワーロスを抑えることができ、結果パフォーマンス向上につながります。
まとめ
個人的にかなり気に入っていて、この結び方でないとすかすかして気持ち悪く感じる体になってしまいました。
我が家では子供のシューズ(バスケ用)もこの結び方にしています。
結び方を変えるだけなので無料ですし、合わなければ戻せば良いだけですから、シューズのフィット感を上げたいという方は是非試してみてください。