シングルスの試合で、スルスルっと前に出てきて壁のようなボレーで丁寧にしっかり決めてくる人いますよね。
先日もそういうタイプの方とマッチ練を行なったのですが、頑張ってパスを打っても、「待ってました!」と言わんばかりにしっかり反応され、全然抜くことができません。。
特に多かったのが、
- (相手)回り込みフォアを私のバックにアプローチ
- (私)バックハンドでパスorロブ
- (相手)ボレーorスマッシュでオープンコート
こんな展開。。
自分としてはつまらないミスをしていないし、「しっかり決めた相手がうまい!次!」のような思考でプレーをしてましたが、相手がうまいまま1stセット終了。
普通に3-6で取られました。
2ndも序盤同じような展開だったのですが、とある2ポイントで対策が閃き、そこからはこのパターンにもっていかれても凌ぐことができるようになって、競った試合内容とすることができてきました。
今回は、このような相手にとるべき返球方法についてまとめてみたいと思います。
機転となったポイント
どんなポイントで対策が閃いたか、というと・・
- 相手アプローチが厳しめだったので、バックハンドスライスでストレートへ(これがたまたま低く滞空時間長めないい感じのショット)
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- 相手のボレーが浮いてサービスライン付近のチャンスボールに
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- 丁寧にオープンコートへ!(得点)
相手アプローチが少し甘くなったので、しっかり踏み込んでストレートパス
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オープンコートに打たれて、取れず・・(失点)
この2ポイントを通じ、「一生懸命パスを打つから簡単に決められるんじゃ・・・」という閃きがうまれました。
相手の術中にはまっていただけだった説
相手のアプローチに対し、遅いボールを返せば(浮かないことが条件)、相手は当てるだけでなく、しっかり「運ぶ」行為を加えないと、コースをつくことはできません。
逆に、パスのように勢いのあるボールは、当てるだけで簡単にコースをつくことができます。
そう考えると、
「相手はパスを誘ってあえて打たせていたのでは・・?」
という疑惑も。
そうとは知らず、必死にパスを打っていた私は、相手の手のひらでいいように転がされていたカモみたいなものです。
まさに術中。
遅いボールでボレーをさせる意識を持ってからは、次のボールにも十分に対応できるようになり、私のポイント取得率が向上。
結局4-4で時間切れとなりましたが、1stセットより明らかに手応えがありました!
練習後に相手選手からもらった感想
そうですか?でも意識的に落としたのはIさんが前へ来た時だけですよ
そうなんですかぁ。確かにボレーで決めきれなくなりましたね。
緩いボールだと、早いボレーが打てませんからね。
こんな感想をもらうことができました。
遅いボール、有効です。
今後の課題
遅いボール、有効なことはわかったんですが、浮くと瞬殺されます。
最低でも肩の高さより低い位置にコントロールしたいところです。
ですが、浮かさずに低い弾道で遅いボールを打つのがなかなかに難しく、「どうぞ決めてくださいませ」というようなボールをいくつか与えてしまいました。
ボールを目で追ってしまい、体が開くと浮きがち。
横向きをキープしたまま打てれば割と良いボールが返せていたので、「横向きキープ」の意識を持って打っていきたいと思います。
まとめ
というわけで、パッシングが抜けない時に有効な配球「スローボール」の効果について、でした。
パスがスコンスコン抜けている時はそのまま抜きまくれば良いと思いますが、「抜けない」とか「なんか待たれてる気がする」と感じたら是非スローボールを取り入れてみて下さい。
展開を変える1つの鍵になるはず!
私も忘れずに意識していこうと思います!!
途中でペースを落とされてから、ポイントがなかなか取れなくなって、厳しかったです。