【戦術】ドロップショットを取り入れたらポイントが取りやすくなった話

※広告を含む記事です

最近戦術のバリエーションを増やすためドロップショットを意識的に組み込むようにしています。

ドロップショットの上手な選手と試合をするとやっぱり「嫌」ですし、やりにくいと感じるので、自分もそんなプレーがしたいという理由が一つと、

ぼくのショット、球威がないので一生懸命打っても普通に構えてしっかり返されるので、
余裕を持って打たせないようにするために変化をつけたい

こんな動機からドロップショットに挑戦しています。

Embed from Getty Images

 

実戦で試しているうちにドロップで追い込めるタイミング、打ち所みたいなものが何となく理解できてきたので、備忘も含め整理してみたいと思います。


ドロップショットを打つ際の注意点

まずは注意点を整理します。

闇雲に打ってしまうとただ単に相手のチャンスボールになるだけで、効果を発揮することができません。

今は大きく2つのことに注意しています。

それは、

  1. 打つ場面
  2. ボールの弾道

です。

まず「打つ場面」ですが、

  • 自分がしっかりと構えていくつかのコースに打ち分けられる場面
  • 相手をコートの外に追い出した後に、より距離を走らせたい場面

こんな状況が作れた時に打つとかなり効果があるように感じています。

初めの頃はタメ(間)がないまま打ってことごとく逆襲されたので、①は特に大事だと思います。

次は弾道。

浅く落とそうという意識が強すぎると弾道が上がらずネットミスしてしまいます。

で、弾道をあげると深く入りすぎて相手のチャンスボールに。。。

じゃあどうするのかというと、弾道の頂点をネットよりも手前にする意識で結構上手くいきます。(体験談)

ドロップショットのコツ

あとはドロップショットだけでポイントを取ろうとせず、返ってきた次のボールで勝負!くらいの気持ちで打つと良いと思います。

ネットぎわでネットより低い位置で打たせることができれば返球はかなり難しくなるので、その状況が作れたらドロップは成功です。

具体的にどんなシチュエーションで打つ?

実戦で使って効果を感じているパターンは次の2つです。

  • ワイドサーブで相手を追い出してドロップ

ワイドへのスライスサーブが割と得意なので良く打ちます。

ドロップを取り入れる前はただ早めのタイミングでオープンコートに打つだけでした。

冒頭にも書いた通りストロークに球威がないので、オープンコートに打っても普通に追いつかれてポイントにつなげられなかったり、追いつかれないように強く打つとミスしたり。。。

こんな状況でしたが、3球目をドロップにすることで

  • より広いオープンコートができる
  • ドロップの処理でミスが誘える
  • ドロップの処理が単調になり読みやすい

という変化があって、ポイントへ結びつけやすくなった感覚があります。

ドロップショットのコツ

相手をより多く走らせることができるので、ポイントに結びつけることができなかったとしてもダメージを与えることができるのも良いですね。

  • 回り込んでドロップ

次はいわゆるチャンスボールがきた時の処理です。

回り込んで、ストレート、逆クロスに打てますよ!

という状態から前に落とします。

相手がポジションを下げたところで上手く落とせると小さなリスクで絶大な効果が出せる戦術です。

決まると強打でエースを取った時とはまた違う「ウホ」を味わえます

さっきも書きましたが、ちゃんとタメができてないと簡単に取られてしまうので、相手の動きを止めるくらいの意識を持つと崩しやすいです。

ドロップショットの効果

  • 気持ちよく打たせない
  • リズムをつかませない
  • 相手の体力を削れる
  • 何を打ってくるか考えさせる(反応を遅らせる)

こんな効果を感じています。

まとめ

これまでストローク戦で押されまくって常に劣勢を強いられていた相手に対して、ドロップを積極的に混ぜるようにしてから自分の展開に持っていけるポイントが増え、手応えを感じています。

ストロークのベース力アップの練習をしつつ、変化をつけたプレーでポイントが取れるように練習していこうと思います。

本記事を読んでドロップに興味を持たれた方がいらっしゃったら、一緒に頑張りましょう!!

こちらの記事も読まれてます

人気カテゴリー