2021年のマイアミオープンで準優勝を飾ったシナー選手。
本記事執筆時点でなんとまだ19歳!
2020年初出場した全仏オープンでベスト8に入るなど、今後の活躍が期待できる若手選手です。
ちなみに、
- 全仏オープンで初出場ベスト8は2005年のナダル以来、
- 19歳での全仏オープンベスト8入りは2006年のジョコビッチ以来
と、テニス界の頂上プレーヤー以来となる記録も打ち立てています。
今回はそんなシナー選手の
- プロフィール
- プレースタイル
- 使用ラケット
を動画を交えながらご紹介していきたいと思います。
プロフィール
- 国籍:イタリア
- 身長:188cm
- 体重:76kg
- 生年月日:2001/8/16
- 利き腕:右(両手バックハンド)
2001年生まれの19歳。
同年代の同胞に、ロレンツォ・ムゼッティ選手がいます。
以前特集した若手有望選手で、ライバル。
お互い切磋琢磨できたら、ロシアの壁(メドベージェフ・ルブレフ)をも崩せるかもしれません。
主な戦績
ツアーデビューは2018年になります。
- アデレート国際 (ATP250/ハード) 優勝
- 全仏オープン (グランドスラム/クレー) ベスト8
- ソフィアオープン (ATP250/ハード) 優勝
- マイアミオープン (ATP1000/ハード) 準優勝
Sensational from Sinner! 👏
🇮🇹 @janniksin completes a remarkable 5-7, 6-4, 6-4 win over Roberto Bautista Agut to reach his first ATP Masters 1000 final.#MiamiOpen pic.twitter.com/2hr1ppkvdW
— ATP Tour (@atptour) April 2, 2021
10代でマイアミオープン決勝に進出したのは、史上4人目だそうです。
冒頭にご紹介した全仏での実績もあわせて、将来が本当に楽しみです。
プレースタイル
Miami magic from 🇮🇹 @janniksin! ✨
He moves past Alexander Bublik 7-6(5), 6-4 for his first ATP Masters 1000 semi-final at the #MiamiOpen 👏 pic.twitter.com/dG98rW7Po3
— ATP Tour (@atptour) March 31, 2021
攻撃力・守備力ともに高く、穴のないプレーをする選手です。
サービスも良いし、総合力がかなり高く、崩れにくそうな印象。
19歳という若さでこの完成されたプレーだと、数年経験を積んだらジョコビッチのような無双状態にもなれる逸材だと思います。
使用ラケット
ヘッドのスピードシリーズを使用しています。
スピードといえばジョコビッチも使用している人気モデルで、パワーと回転性のバランスに優れたラケット。
スピードシリーズのインプレはこちらです。
試合動画
2021年 マイアミオープン準決勝
バウティスタ・アグートに打ち勝った試合。
ジョコビッチを彷彿とさせる正確なストロークが印象的です。
2020年全仏オープン4R
ランキング的に格上のズべレフ選手を破った試合です。
イタリアのクレー育ちだからか、クレーのプレーに力強さがありますね。
ストロークの威力が魅力的です。
まとめ
以上、ヤニック・シナー選手の特集でした。
2021年4月時点でのランキングがすでに23位。
今後トップ10にはほぼ間違いなく入ってくる選手だと思います。
次世代の活躍が目覚ましくなってきた男子テニス界。
今後どのような勢力図になっていくのか非常に楽しみです。
ヤニック・シナー選手 Q&A
- シナー選手のプロフィールは?
イタリア国籍、188cm、76kg(ATP公式サイト情報)。右利きで両手バックハンドを打つ選手です。(詳細はこちらの記事でご確認下さい)
- シナー選手のプレースタイルは?
攻撃力・守備力ともに高く、崩れにくそうなプレースタイルが特徴です。経験を積んで洗練されるとジョコビッチのような無双状態にもなれる逸材です。(詳細はこちらの記事をご確認ください)
- シナー選手の使用ラケットは?
ヘッドのグラフィン360+スピードシリーズを使用しています。パワーとコントロールのバランスが良く人気があるラケットです。。(インプレはこちらです「グラフィン360+スピードMP」)