全仏オープン2018、4回戦でナダルとものすごい打ち合いをしていた、マーテラー選手。
序盤はストローク戦でナダル選手を上回るプレーに見えました。
1stセット中盤以降はナダルがしっかり対応して横綱相撲で寄り切られてしまいましたが、
サウスポーから繰り出される強烈なショットは今後ブレイクしそうな予感がします。
Duel de gauchers entre @RafaelNadal et @maximarterer95 !
Après avoir sorti Shapovalov au 1e tour, Marterer fait son tournoi dans l’ombre et s’offre le droit d’affronter le roi de la terre-battue sur le court Philippe Chatrier de Roland Garros.#RG18 pic.twitter.com/u9YgLLLxXq
— Roland-Garros (@rolandgarros) 2018年6月4日
そういう訳で、マーテラー選手の魅力やプレースタイル、使用グッズについてまとめてみたいと思います。
プロフィール
- 国籍:ドイツ
- 身長:191cm
- 体重:84kg
- 生年月日:1995-6-15
- 利き腕:左(両手バックハンド)
NextGenを引っ張るズベレフと同郷です。
マーテラーの方がズベレフよりも2つ先輩になります。
きっと同じ国の後輩の活躍に刺激されているんでしょうね。
プレースタイルと特徴
ベースラインからの強打で相手を崩す攻撃的ベースラインプレーヤーです。
ミスを待つようなプレーではなく、アグレッシブに攻撃をしてチャンスボールを作り出しポイントを奪うというタイプ。
このアグレッシブさに魅力を感じます。
フォアハンドは左利きの特性を生かした、外へ逃げていくスピンショットが武器。
バックハンドはフラット系で上から叩いていくショットが軸になっています。
腰を落とし、下半身で作ったパワーを上半身の回転に乗せてボールに全部ぶつける威力満点のショットです。
フォームもすごく綺麗で、両手バックを打つアマチュアプレーヤーの良いお手本になると思います。
サービスはエース狙いではなく、サウスポーの回転を生かして相手を崩すスタイルです。
フォームは足を寄せないで打つタイプです。
スタンスが狭いのが特徴で、モンフィスと同タイプ。
このスタンスパワーを1点に集中させることができ、サーブの威力を出せるというメリットがあるのですが、バランスを保つのが難しく、筋力とバランス能力に長けた人向けのフォームです。
2018全仏オープン勝ち上がり
- 1回戦:M.マーテラー 6-1,6-3,7-5 R.ハリソン
- 2回戦:M.マーテラー 5-7,7-6(4),7-5,6-4 D.シャポバロフ(24)
- 3回戦:M.マーテラー 6-2,6-1,6-4 J.ゾップ
- 4回戦:M.マーテラー 3-6,2-6,6-7(4) R.ナダル(1)
特に2回戦のシャポバロフ戦が若手同士の戦いで面白かったですね。
中盤からシャポバロフが本調子ではなくなってしまったのが残念ですが、そうさせたのはマーテラーのプレッシャーです。
ナダル戦は序盤こそ互角に打ち合っていましたが、試合が進むにつれナダルの重い、弾むボールのペースに嵌り、突破できないまま終わってしまいました。今の所クレーコートで突破できる人間はいないのでしょうがないですね。
使用グッズ
ラケット
- 【BABOLAT】ピュアアエロ
ウェア
2018年全仏はadidasのウェアを着用しています。
adidasのウェアをお探しならば、公式オンラインショップからどうぞ!
試合動画
- ナダル戦
まとめ
ドイツ期待の若手、マーテラー選手の特集でした。
ドイツの若手は強豪揃いですね。
ズベレフ兄ちゃんは若くないですが、ダブルス超うまいし、デビスカップもタイトルが狙えそうです。
今後の活躍に期待しましょう!