同じラケットを複数本用意して試合に臨んでいる方がほとんどだと思います。
同じラケットなんだけど、実際打ってみるとあれ!?なんか違う。。という経験ありませんか?
ぼくはあります!
1本買ってよかったのでもう1本買い増しという時に、グリップサイズだけ見て買ってしまい、打ってみたら最初のより重くて全然違うぞ!?ということがありました。
これ以降はラケットの「個体差」に気をつけて購入するようにしています。
ラケットの個体差
メーカーが発表しているラケットスペックは↓のような書かれ方がされています。

これは最近発売された某黄金スペック筆頭ラケットのスペック表です。
重量が300g +/- 7 、バランスが 320mm +/-7 と記載されています。
極端にいうと 1本目が 293g/313mm 、2本目が 307g/327mm ということもあり得ます。
こうなるともう別ラケットですよね。
スイングウェイト(SW)を測れば安心
名前の通り、振った時の重さです。
重量とバランスの組み合わせでスイングウェイトとなるので、個体の重量とバランスの数値が全く同じでなくても、これが近ければ違和感なく振れると思います。
最近はスイングウェイトを測ってくれる店がほとんどなので、活用しない手はありません。

ネット通販でも希望のスイングウェイトを伝えると、近しいものを配送してくれます。
YONEXの精密さがすごかった
という感じで、ラケットを買うときはスイングウェイトを測ってもらうようにしていて、今回EZONE98 2025 で計測しました。
まずメーカー発表の値がこちら。

メーカーによって書き方が違って、YONEXは平均として記載されています。
で、お店にあったG2を5本ほどチョイスして測った実際の測定値がこちら。

このブレの無さ、すごくないですか?
ほんと精密ですよね。
迷わず、1と5を買いました。
多分、どれを買ってもぼくレベルでは違いがわからないんじゃないかと思います。
まとめ
本記事でお伝えしたかったのは、以下2点です。
- ラケットを複数本購入する際は、スイングウェイトを意識しましょう。
- YONEXはかなり精密に作り上げているので、個体差を感じにくいラケットメーカーです。
少しでもお役にたてたら幸いです。