2019年全豪オープンで、第5シードのアンダーソン選手やベテランのセッピ選手、第20シードのディミトロフ選手を次々と撃破しベスト8まで駒を進めたティアフォ選手。
準々決勝では異次元の強さをみせたナダルに完敗となりましたが、高い身体能力を生かしたパワフルなショットは魅力的でした。
まだ若く今後の活躍が楽しみな選手です。
そんなティアフォ選手の情報をまとめてみたいと思います。
プロフィール
- 身長:188cm
- 体重:86kg
- 生年月日:1998-01-20
- 国籍:アメリカ
- 利き腕:右(両手バック)
- ATP公式選手ページ
チチパスやシャポバロフと同じNextGen世代です。
主な戦績
- デルレイビーチオープン(ATP250/ハード) 優勝
- 全豪オープン(グランドスラム/ハード) ベスト8
Frances Tiafoe is into the first Grand Slam quarterfinal of his career! The American just beat Grigor Dimitrov 7-5, 7-6 (6), 6-7 (1), 7-5, and he did so on his 21st birthday! #AusOpen pic.twitter.com/gUwd31jA8k
— TENNIS.com (@Tennis) 2019年1月20日
プレースタイル
恵まれた体格から放つサービスとフォアのビッグショットが特徴の攻撃的ベースラインプレイヤーです。
バックハンドはコンパクトでフォアハンド程のプレッシャーはありませんが、タイミングを早く取り無理せずコースを突くショットを打っています。
サービスのスピードだけならもっと早い選手はたくさんいますが、ボールの回転量が抜群なことととクイックなモーションから打たれる為圧力のあるサービスになっているのだと思います。
フォアハンドはテイクバックのリストに特徴があります。
テイクバック開始の時にリストが掌屈しているように見えますね。
リストには全く力が入っていないのでしょう。
スイングスピードを上げる為にリストの脱力は重要なので参考にしたいと思います。
(ただ掌屈は意識しないようにします。末端の動きに意識が向くと調子が崩れるので・・)
使用ラケット
YONEXの 「VCORE PRO 97」を使用しています。
ハードなスペックですが、その中では飛びが良い方なので割と扱い易いラケットだと思います。
着用ウェア
Nike契約の選手です。
全豪オープン2022で着用していたウェアはこちら。
試合動画
- 全豪2019 3回戦 VS セッピ
- 全豪2019 4回戦 VS ディミトロフ
まとめ
私が学生時代の男子テニス界は、サンプラス・アガシ・チャン・クーリエといったスター選手が多くいたアメリカですが、直近でアメリカ人選手がグランドスラムを制したのは2003年の全米オープン、ロディックまで遡ってしまいます。
まだまだ若くポテンシャルに溢れたティアフォにアメリカテニスファンの期待が集まるでしょうね。
今後の活躍が楽しみです。