【フォアハンド】2段階テイクバックで再現性の高い正確なインパクトを実現

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先日ボレーの調子を向上させた「小さなボディーターン」をフォアハンドストロークにも取り入れてみたところ、またまた「当たり」な予感を感じさせる感覚が得られました。

内部意識としては、テイクバックを2段階に分割する感じです。

テニススクール等で悪い例として扱われる2度引きとこの2段階テイクバックの違いや、トッププロのテイクバックは実際どうなっているのかについてまとめてみたいと思います。


2度引きと2段階テイクバックの違いとは・・・?

テイクバック完了状態を「1」とした時、すぐに「1」の状態を作ってしまうと、ボールを振り出すきっかけを作るためにもう一度ラケットを引いて打つことになってしまいます。

テイクバック完了

テイクバック完了のイメージです。 本画像はテニス365のこちらの記事から引用しています。

そうすることで余計なラケットワークが発生し、結果として正確なインパクトがとれないということが起こります。

これが所謂2度引きです。 テニスを始めたてのころは「準備を早く」とよく言われますよね。 余裕を持って打つために行われる指導なのですが、本質を知らずに実践してしまうと思わぬ落とし穴にハマる可能性があるので注意が必要です。

いきなり「1」の状態を作らずに、「0.5」+「0.5」でテイクバックを完了させる作戦が、2段階テイクバックです。

第1段階「ボディーターン」

ボディーターン

ボディーターンを行いスイングエネルギーの源を準備します。この画像はテニス365のこちらの記事から引用しています。

ボールがフォアに来る!と判断したら、ボディーターンだけ行います。 この時点ではラケットは引かず、身体だけ捻りスイングを行う為のパワーを源を作ります。

第2段階「ラケットを引く」

テイクバック

ボディーターンをしてからだんだんラケットを引いていきます。こちらの画像はテニス365のこちらの記事から引用しています。

ボールの弾道を予想しながらボールに合わせてラケットを引いていきます。

先にボディーターンが完了していれば、パワーの源は準備完了しているので、ラケットを弾道に合わせて準備をすれば良いだけになります。

それが安定した正確なインパクトへ繋がります。

トッププロのテイクバックはどうなってる?

デニス・シャポバロフ

ボディーターンをしてからラケットを引いている2段階に見えますね。撮影用の動画ですがテイクバックの仕方が良く見えます。

このボディーターンを意識していきたいと思います。

錦織圭

こちらの動画からも捻ってからラケットを引いている様子がわかると思います。

nishikori
錦織選手のように非利き腕の肩を顎の下にセットするイメージを持つとスムーズなボディターンをすることができると思います。

まとめ

2段階テイクバックを意識してからは、

  • ボールをスイートスポットで捉える確率が上がった
  • コースを狙う余裕が生まれた

これらの効果(メリット)を感じました。

フォアハンド チェックポイントの一つに追加して、意識をしながら練習を積んでいきたいと思います。

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