ちょっと前までは、中古品、リサイクル品、というと、
✔︎ 本(CD/DVD/ゲーム)
✔︎ 衣類
✔︎ 家具・食器
などが中心だったと思います。
最近はネットを介したフリーマーケットの流行や、中古品を扱うショップが多くなってきて、テニスラケットの中古品も手に入れやすい環境になってきています。
▶️ 市場にあまり出回っていないラケットを手に入れることができたり、
▶️ コスパ良くラケットを手に入れられる
というメリット(魅力)がありますが、本や衣服と違い見た目だけじゃわからない性能面がラケットにはあります。
ここを注意しないと、最悪怪我に繋がる可能性もあるので注意が必要です。
本記事では、中古ラケットの魅力と注意点(購入する際に確認した方が良い点)なんかを整理してみたいと思います。
中古ラケットの魅力
- 格安でラケットが買える
- 廃盤になったラケットが手に入る
- ちょっと気になっていたラケットを気軽に試せる
この辺が中古の魅力ですよね。
格安でラケットが買える
中古の最大の魅力でしょう。
「ちょっとテニスやってみたいな」
「続けるかどうか分からないからとりあえず安いやつ」
という人に最適だと思います。
現行モデルの新品だと大体3万円くらいしますから、それを1万以下で購入できるのは、助かりますよね。
廃盤になったラケットが手に入る
おお、ブルゲラ‼️
テンション上がるー pic.twitter.com/FoQjW7aPoY
— ryomei (@MtRyomei) October 17, 2020
先日中古ショップで見つけた、懐かしの1本。
こういう廃盤モデルに巡り会えるのも中古の魅力です。
コレクターの方には良いですね。
私のように懐かしさに浸るだけではなく、「廃盤モデルの打ち心地しか好きじゃない!」というような拘りのある選手にとっては、中古でしか手に入らないラケットもあると思います。
ちょっと気になったラケットを気軽に試せる
「ちょっとあのラケット気になるんだよねー」
と浮気心が顔を出した時に、サクッと試せるのも魅力。
結局は、価格が安いというところに行き着くのですが・・
中古ラケットの注意点
上述のような魅力のある中古ラケットですが、注意点もあります。
- 良く見るとヒビが入っているものもある(一般的に中古ラケットに保証はない)
- 見た目では性能の劣化が分からない
- 張られているストリングはほぼ使い物にならない
ちょっと詳しくみていきましょう。
良く見るとヒビが入っているものもある
このように、リアル店舗で実物をしっかりチェックできる場合は、ただの傷なのか、フレームのヒビなのか、自分で確認することができます。
気を付けたいのはネットで購入する場合です。
実物を確認できないので、どんな状況なのか判断が難しくなります。
最近は出品者評価などがあって、ひどい粗悪品を出品する人は少ないと思いますが、
心配であれば、より詳細な画像などを要求して確認する必要があると思います。
ヒビが入っていたりすると、「ビィィン」という不快な振動が生まれ打球感が落ちます。
打球感が悪いだけならまだましですが、そういう振動は「身体への負担」にもつながりかねません。。
私の実体験なんですが、ヒビが入ったラケットを使い続け、肘の痛みがひどくなったことがあります。
ラケットを変えたら、少しづつ治ってきました。
買い物に失敗しないため、しっかり確認しましょう。
見た目だけでは性能の劣化が分からない
ここが中古ラケットの難しい点です。
いくら外見がきれいでも、中身(カーボン繊維)の状況は全く分かりません。
極端な例だと、インドアカーペットのような傷の付きにくい環境で、超ハードヒッターが2年使ったラケットなどは、完全にヘタってしまっていて、全くパフォーマンスがでないことが考えられます。
こういう場合は、使用頻度、週何回程度の練習でどれくらいの期間使ったのか、ということを確認すると良いと思います。
張られているストリングはほぼ使い物にならない
中古ラケットでちゃんと練習するつもりなら、いつ張替えたか分からないストリングで練習するより、新しいストリングで望んだ方がパフォーマンスがあがるでしょう。
ちょっとした遊びなら全く問題ないです。
ガチで練習するなら型落ちがおすすめ
上述した理由から、「ガチで練習」をするのであれば、中古はあまりおすすめできません。
でも安く買いたいという気持ちはよく分かります。
そんな方におすすめしたいのが、中古よりは少し値がはりますが型落ちラケットです。
例えばこちら。
世界中で人気のあるピュアドライブの型落ち版。
本記事執筆時点では、定価の61%オフ、¥14300也!
これであれば、性能的には新品とかわりませんし、ヒビも当然ありませんし、保証もあります(いちおう店舗で確認してくださいね)
まとめ
以上、中古ラケットの魅力と注意点をまとめてみました。
✅ 遊びなら、あり 🙆♀️
✅ コレクションなら、あり🙆♀️
✅ ガチなら、なし 🙅♀️
というのが私の意見です。
安さだけではなく、使用目的に合わせたラケットを選んで下さいね。